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「#404美術館」で本当に伝えたいこと。

先日、404ページのnoteを見かけた。しばらくの間、茫然となった。白いページをじっと見つめる私がいた。単純にとても悲しかった。

そんなとき、noteの「#404美術館」の企画を私は知った。そんなnoteのさりげない優しさが大好きだ。でも、応募要項をみたら正方形の画像サイズ指定になっていて、なんだかなぁと思っていたら、自由サイズに変わっていた。

note、さすが。クリエイターに寄りそっていて、本当にあたたかい。

404ページに遭遇すると本当に悲しい。昔、はじめてそのページに出会ってしまったときのことをnoteに書いたこともある。

想像するに404のページになってしまったということは、恐らくは、さよならも言わずに、いや、さよならさえも言えないままに、いろんな事情から突然、noteを辞めてしまったのだと思う。本当は言いたいのだと思う。伝えたいのだと思う。「ごめんなさい、さようなら」と。

でも、言えなかった。どうしても、伝えられなかった。

今ごろその人はどんな想いでいるのだろうか?と
そう思うと胸がチクリと痛んでしまう。

だから、その人の代わりにせめて、写真で伝えることが出来たらと私は思った。そして、それが「#404美術館」の本当の意味ではないだろうか?と私は勝手に思っている。

でも、その人が本当に伝えたいことは、決して「さよなら」じゃないと思う。さよならのかわりに、私はこんな言葉を添えた。普段、写真に言葉を直接入れないのだけど、こんな言葉がいいと思った。

ほんの少しでも癒されるように、私の大好きな愛犬、ランの写真にその言葉を添えてみた。(結局、正方形サイズにした。)本当に伝えたい言葉は、きっと、こんな言葉だと思う私がここにいます。

作品タイトル
「sometime somewhere いつか、どこかで。」

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