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パールズの詩。

とても爽やかな朝。7時前に起きてカーテンを開けると、朝日がまぶしく射し込んできた。中学生だろうか?男の子が、もう、自転車で登校していた。「おはよう!」と友達に元気よく声を掛けている。それがとても新鮮で、なんだか頑張ってるなぁって思って、思わず心の中で声援を送った。

昨日の忙しさがまるで嘘のように思える。仕事でやるべきことが積み重なるばかりで、誰もがイライラを隠せなくて、「どうして私ばっかりが!」という誰かの心の声がもれてくる。そんな気持ちが、まわりに伝染してゆき、どうにも止まらなくなってゆく。

そんなとき、私はいつもこの「パールズの詩」を心の中でそっと唱える。わかってはいても、どうしても日々の生活の中で、私はこの気持ちを忘れがちになる。そうして自分だけが辛い気持ちになったとき、この詩をそっと、思い出すのだ。

詩はただ、美しいだけじゃない。
一時だけの癒しでもない。

迷ったとき、生きる道筋を教えてくれる。
詩は私の大切な灯台だ。

パールズの詩

私は私のことをする。
あなたはあなたのことをする。
私は何もあなたの気に入るためにこの世に
生きているわけじゃない。
そして、あなたも、私の気に入るためにこの世に
生きているわけじゃない。
あなたはあなた。
私は私。
もし、私たちがお互いに出会うなら
それは、すばらしいこと。
もし、出会わなかったら、それは、仕方のないこと。

あなたはあなた。
私は私。

そして大切なあなた。大切な私。
今日も一日、今を生きよう。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一