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そして、金沢を好きになる。

「金沢」には、よくスナップ写真を撮りに行っていましたが、ずっと消化不良の感がありました。それはどうしてか自分でもわからず、撮っても撮ってもモヤモヤしたものがあって、どこか自分の「モノ」にできていないような気がしていました。


今年は「金沢」をテーマに。

石川県の奥能登を拠点としている僕にとって、金沢は少しだけ遠い(車で片道約2時間弱)です。これまで金沢で写真を撮るときは単発で、週に何度も通うようなことはしてこなかったのですが、今年は祭りを撮ることができないため「金沢」を一つ大きなテーマとして撮っていくことに決めました。

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写真を見ていただくとわかると思いますが、この日のテーマは「光と影」。建築物の影がくっきり映し出される時間帯があって、 一人でテンションが上がっていました。

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金沢をいくつかエリア分けしてロケハンを続けていたのですが、「ロケーションの特性」を知ったことで、最近ようやくモヤモヤしたものがなくなってきて、先回りしてスナップを撮れるようになってきました。いかに継続して撮ることが重要かも感じています。

祭りが撮れないコロナ禍の時期だからこそできたことなのですが、金沢でどのような写真を撮っていけるのか展望できたことは、僕にとって非常に大きなことでした。

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東京や大阪のストリート写真に憧れる気持ちは未だに強くありますが、金沢も知れば知るほど、愛着がわいてきています。一枚でも次に繋がるような、満足度の高い写真が撮れるように、今の期間も大切にしていければと思います。

それでは。

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吉岡 栄一 Eiichi Yoshioka
Instagram:@tsukinoto
Twitter:@EiichiYoshioka
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