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一歩でも前進したかった2020年を30枚の写真で振り返る。

2020年も残すとこわずかとなっていますが「今年中にnoteで一年を振り返らねば!」と思い、急いでこのnoteを書き始めました。年末年始は日本海側を中心に寒波が押し寄せ、ここ数年では久しぶりにまとまった雪を見た気がします。本来ならば一日中外で写真を撮り回っていたいのですが(笑)、年末年始は家でゆっくり過ごそうと思っています。


さて、まさに激動の2020年が終わりを迎えようとしています。立場によって色々な考えがあると思いますが、多くの人にとって厳しい一年になったことでしょう。今年でフリーランス7年目を迎えた僕も、これまで積み上げてきたものが一気になくなってしまうのではないかと不安でいっぱいの日々でした。

フォトグラファーの僕にとって一番残念だったことは、やはり全国的に祭りが中止となったことです。毎年祭りを中心にスケジュールを立てているので、春から夏にかけては本当に心にポッカリ穴があいたような感じでした。

※祭りを撮るようになったキッカケは「フォトグラファーが祭りと向き合ってみる。」の記事をご参照ください。

どうすることもできない状況で避けたかったのは「写真を撮らなくなること」でした。祭りを撮ることに限った話ではありませんが、やはり経験値は重要です。経験値をほんの少しでも上積みして、明るい未来に繋げたかったのです。

そこで僕は、今年のテーマを「金沢」としました。

金沢は都会すぎず田舎すぎず「ちょうどいい街」。新しい建物もあれば、古くから大切にされている街もあります。

誰かに「金沢を撮ってほしい」と頼まれたわけではありませんが、一つのテーマを撮り続けることでなんとか次に繋げたいと思い、金沢へ通い続けたのです。こういう状況だからこそ、日常を記録することで僕自身の足跡を残しているような感覚でした。


ということで、今年撮ったお気に入りの写真を並べていきます。僕の中での「お気に入り」とは唯一無二であること。

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