noteサムネ0223-2

お酒好きによる好きなお酒のお話

今回のお題は好きなお酒について。

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普段から飲むお酒は
・芋焼酎
・果実酒全般
・テキーラ
・ラム
が多い。
特に芋焼酎、果実酒が多い。

果実酒については、
特に気合を入れて飲んだ、
そしてかなりの種類を試したものはカシス

カシスがとにかく好きで、
今までに試したカシスリキュールは20種ほど。

20種もカシスリキュールを見つけるのも結構大変。

あくまで何年もかけて、
見つけるたびに買って飲んだ。
今でも見た事がないカシスなら喜んで試している。

なのでまずはカシスから。

●カシス・フィリップ・ド・ブルゴーニュ

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アルコール度数:20%

何本ものカシスを飲んできたけれども、
これが飛び抜けて美味しい。

何本ものカシスの中には、
1本5000円のものまであったが、
それよりも全てにおいてこのカシスがナンバーワン。

香り、味ともに最高と言ってよし。
とりわけ他のカシスよりも香りが良かった。

値段もそのへんで売っているカシスの2倍くらいだが、
それを納得させるだけの味をしている。

フルーツジュースで割るのも良いが、
水割りで本来の味を楽しむのも悪くない。

幸いな事に、
静岡県沼津市に住む店主は、
水道水が「富士山の雪解け水」なので、
水道水がミネラルウォーターみたいなものだ。

この水とカシスで十分な味を楽しめる。

飲み方で、非常に友人達に高評価だったものは、

クランベリージュース
いちご
フィリップ・ド・ブルゴーニュ
をミキサーにかけて、レモンを絞る。
というレシピ。

クランベリージュースをアセロラドリンクにしても美味しい。

アセロラドリンクの場合は、
薄いアセロラウォーターのようなものは駄目。
ニチレイのアセロラドリンクがオススメ。

デザートで行くのであれば、
ストロベリーシャーベットや、
ヨーグルトに少々垂らしても美味しい。

ただし、ホットカクテルならば、
個人的にはルジェ・クレーム・ド・カシスのほうを推す。

カシスを紅茶で割るのか、
紅茶をカシスで割るのかわからないくらいの濃いめのホットカクテルなら、
ルジェ・クレーム・ド・カシスのほうが好みの味だった。

ルジェ?長ったらしい名前のそれは何?と思うかもしれないが、
どこにでも売っている一番オーソドックスなカシスの事。
だいたい1500円以内で買えるはず。

また、このフィリップ・ド・ブルゴーニュについて、
以前にも書いたが、
BARでこのお酒を見つけたのなら、
そのBARは味のわかっている人がやっているBARだと思う。
だいたいのBARではこのカシスを使っていない。
BARで見つけたら一度注文してみるのもオススメだ。
カシス好きなら是非ともと言える1本。


●ライチDITA

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アルコール度数:21%

ライチリキュールの中でも一番高額と言われている。
パライソライチや茘枝酒など色々なライチのお酒はあるが、
これが一番味が良い。

オーソドックスに

チャイナ・ブルー
(DITA、グレープフルーツジュース、ブルーキュラソー)

ディタ・オレンジ
(DITA、オレンジジュース)

ディタ・ウーロン
(DITA、ウーロン茶)

の3種がオススメ。

フィリップ・ド・ブルゴーニュ同様、水割りもいける。

それから、
DITA+フィリップ・ド・ブルゴーニュ+グレープフルーツジュース
という飲み方も非常に美味しい。

濃さは好みだけれども、
ちょっとカシス強めのほうが良い。

余談になるけれども、
芸能人の浜崎あゆみがこのDITAを好んで飲むという話を聞いた事がある。
なお、自分は一晩あれば一瓶をカラにするくらいに好きだ。


●抹茶(サントリーリキュール ジャポネ)

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アルコール度数:20%

普通の人にはあまり馴染みの無いリキュールのはず。
たまに居酒屋さんでも置いている事はあるが、
結構安物の抹茶リキュールを置いてある事が多い。

一番安物な味がしたのはHERMESというメーカーのもので、
今の所安定の味だと思ったのはこの画像のほう。

オススメの飲み方は、
抹茶なだけに、

照葉樹林
(抹茶リキュール、烏龍茶)

針葉樹林
(抹茶リキュール、焼酎、緑茶)

抹茶ミルク
(抹茶リキュール、牛乳)

の3つ。
針葉樹林は抹茶リキュールと緑茶だけでも良い。
先に言っておくと抹茶と言っておきながら、
結構このお酒は甘い。
抹茶の渋みなんてものは無いに等しい。
アルコール度強めで作ると甘くなり過ぎるかもしれない。
なんとなくお茶風味の甘いお酒、
くらいの認識でOK。
しつこさは無く、飲みやすいお酒である事は間違いない。


●テキーラ・タランチュラ

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アルコール度数:35%

薄い水色の甘めの味のテキーラ。
ロックでゆっくり飲むのが個人的には好き。
レモンを絞っても良し。

タランチュラ・ストロベリーというものもある。
こちらは色が赤で、味もちょっと違う。
ストロベリーのほうもアルコール度35%。

どちらもオススメ。
炭酸系との相性も良し。
案外とカルピス割りもいける。

個人的には大量にレモンを絞って飲むだけで満足。
言うまでもなくアルコール度35%は決して弱くないお酒なので、
強い人ならともかく、弱い人は軽めで飲もう。
軽く飲むなら、
タランチュラ1:炭酸系またはフルーツジュース9
の割合でも十分。


●魔王

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アルコール度数:25%

焼酎ならば、
芋、米、麦などなど、
どれも飲めるものの、一番の好みは芋焼酎。

森伊蔵、村尾と並ぶ3大プレミア芋焼酎の1つ。
値段は720ml入りの瓶でも5000円以上は当たり前。

口当たりの良さは格別で、
クセの少なさからも焼酎苦手な人でもいける場合も。
お湯割り、水割り、ロックがオススメ。
個人的にはお茶割りはオススメしない。
お茶割り、烏龍茶割り等試したものの、
魔王の味を損ねる感じがした。
ソーダ割りなどの炭酸系もオススメしない。
お茶系以上に味を損ねる。

お湯割り、水割り、ロックに、
レモンを絞るのは悪くなかったが、
魔王本来の味を楽しむのであれば、
水(お湯)以外のものは入れない方が良い。
このお酒は純粋に元の味を楽しむほうが良いと思った。

家にも日常的に一本持っている状態だが、
お店から遠くない海鮮料理店にもボトルキープしている。
終わったら次をキープする程に美味しいお酒でもあるが、
その海鮮料理店の味が良いからこそボトルを入れている。
もし、店主と飲みに行きたい人はお声を。

それから、大魔王という名の焼酎もあるが、
間違いなく魔王のほうが美味しい。
あと、大魔王のほうが安い。

●無一物

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アルコール度数:25%

知っている人が少なそうな焼酎。

無一物とは仏教用語で、
「むいちもつ」「むいちぶつ」
どちらで読んでも間違いではないらしい。

個人的には「むいちぶつ」の方で読む。

意味は、
「全ての事物は本来は空(何もない)であるから、
 執着をすべきものは何もない。」
という意味だが、
もっと砕いてわかりやすく説明するなら、
「人は何かを持って生まれてくるわけではないし、
 何かを持って死んでいくわけではない。
 だから何かに執着して生きるのではなく、
 何ものにもとらわれない生き方をしなさい。」
という意味。

簡単なようでとても難しい哲学的な教え。
MTGのカードにばかり夢中になっている俗物オブ俗物の店主では、
なかなかこんな領域の心に到達するのが難しい。

この無一物は何よりもこの言葉が好き。
深く考えさせてくれるものが、
たった漢字3文字に集約されている。

お酒のほうは麦焼酎で、
プレミア焼酎でもないが、
ほとんど居酒屋では見かけない。

ただし値段はそれほど高いものでもなく、
ネット通販で買える。
味は悪くないものの、高い焼酎には勝てない。
この焼酎はたまに買う程度。
個人的には焼酎は米、麦等より芋焼酎好きなので。


●森伊蔵

ダウンロード

アルコール度数:25%

魔王の項目でも名前が出たプレミア焼酎の王様みたいな存在。

良質の水を飲んでいるような呑口、
魔王以上にクセが無く飲みやすい。

ただし値段もなかなかにお高い。
3大プレミア焼酎の中でも価格もトップ。

飲み方は当然、
ロック、水割りが一番にオススメ。

郷土愛ではなく、
本当に静岡県沼津市の水は美味しい。

富士山の雪解け水で飲む水割りは、
下手なミネラルウォーターよりも上だろうと思う。
この水は、
「柿田川富士山百年水」
という名で売られているらしい。

沼津市のお水は水道の蛇口をひねればこれが出てくる。

この柿田川富士山百年水の売っている場所、
我が家から徒歩で行ける。

我が家から歩いてすぐの場所が、富士山の雪解け水の湧水池。
ここだけは自分、結構良い所に住んでるなぁと思う一面。
ド田舎だけど。

良いお水と良いお酒、
これが最高の組み合わせ。

そして、
森伊蔵には
「森伊蔵・極上の一滴」(極上森伊蔵とも呼ぶ。)
「森伊蔵・楽酔喜酒」
というさらに上の品がある。

極上森伊蔵は飲んだ事があるが、
楽酔喜酒のほうは飲んだ事がない。
売っている所すら見た事がない。

森伊蔵・楽酔喜酒は一度は飲んでみたいお酒。


●百年の孤独

ダウンロード (1)

アルコール度数40%。

焼酎にしては珍しいアルコール度数の高さ。
アルコール度数40%といったらウォッカやウィスキー並み。
高いのアルコール度だけではなく、
お値段もそれなりに。
魔王と似たりよったり。

麦焼酎ではこれと無一物が好み。

味の好みも多少あるけれども、
ネーミングセンスが気に入っているというのが結構ある。

ロックはちょっときつい人が多いだろう。

これもだいたい、
水割り、お湯割りがいける。
お茶割り、烏龍茶割りも悪くない。
個人的にはお湯割りを推す。

この「百年の孤独」という名の由来は、
どこかの小説かららしいが、その小説を読んだことはない。

焼酎には、
「千年の響」
「那由多の刻」
「一刻者」
など、漢数字が入っているお酒がいくつかあるが、
漢数字が入っているお酒の中では、「百年の孤独」が一番高い。

知らない人が多そうだけれども、
「那由多」は億や兆よりもさらにさらに上の桁。
日常で一切使わない桁なので、
雑学で知っているか、
数学で学んだか、
たまたま知った人くらいしかわからない桁。
那由多は兆より40桁以上先の数なので、
日常でまず使う事はない。


●ロンサカパ・センテナリオ 23年

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アルコール度数:40%

ラム酒。

ロックがきついならば水割りかお湯割り
珈琲で割るホットカクテルもいける。

もちろんキューバリバー(キューバリブレ)も良し。
キューバリバーはラムコークという名でも通っているので、
そっちの方が馴染みがある人もいるはず。

レシピはシンプルで
コーラとラム。
お好みでライム。
キューバの独立を祝うために作られたと言われているカクテル。
ラムとコーラの割合はお好みでどうぞ。

ちなみに、
コーラの代わりに
「選ばれし者の知的飲料」
と言われるドクターペッパーを使うと、
ウィッチ・ドクター
という名のカクテルになる。

余談になるが、ドクターペッパーは
「まずいと言いながら飲むのが礼儀!」
らしいのだが、本当だろうか。
いや、確かにドクターペッパーってそんなに美味しいものとは思えないが。

さて、このへんで止めておこうか。

最後に


Cardshop SerraのHPのエイプリルフール企画で一度、
「カード名にちなんだカクテルレシピ」を書いた事がある。

全カクテルほぼ必ず、
その色になるようにレシピをオリジナルで作った。
(5色は単純に混ざるので綺麗な色にならないが。)

イメージしにくいカード名は別だが、
カードのイメージに合わせたカクテルレシピは、
時間をもらえればだいたい作れる。
あくまでイメージと色に合わせるので、
味までは自信がないけれども。

イメージしにくいカード名は、
《投げ飛ばし/Fling》とか《ただの風/Just the Wind》とか、
どう考えてもイメージが難しいカード名や、
単語や固有名詞、呪文というより、
「これただの短文じゃないか。」
というようなカード名は難しい。
一例を出すと、
《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap》
《上昇するエイヴン/Ascending Aven》
のような、「○○する△△」というカードが案外多く、
こういうのはもう単語ではなく短文なので、
このあたりのカード名でなければイメージがしやすい。
最近のカードはそんな短文系ばかりだが。
だいたい、
《第1回イロアス競技会/The First Iroan Games》
というカード名や、
《ティマレット、死者を呼び出す/Tymaret Calls the Dead》
というカード名はどういうセンスで作っているのだろう。
「リリアナ、盛大に転ぶ」
とか言い出してもおかしくない。
さすがにこんな名前でイメージしてカクテルは無理がある。

それはさておき、
あの時のエイプリルフールの時の写真だけでもここで出しておこうか。

カクテル


それから、普通の人は知らないだろうけれども、
カクテルで最も難しい色は黒。

茶色や焦げ茶色までは簡単に出来るのだが、
真っ黒というのは相当難しい。

黒豆の煮汁でも突っ込めばいけるかもしれないが、
黒豆の煮汁を突っ込んで美味しいカクテルなんてあるんだろうか。
それ以前に黒豆の煮汁を突っ込んだカクテルなんて飲みたくない。

黒が難しいという事は、
MTGの黒のカードのカクテルは結構難しい。
《黒き剣の継承者コーラシュ》
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
なんて名前のカクテルを作ったら面白そうだが、
案外とこのへんはイメージで作るのが大変。

コーラシュは黒き剣をイメージして、
グラスにポッキーを1本入れるくらいだろうか。

お酒についてはまだまだ書けるので、
ご希望があればまた。

ではまた。


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