公園で蛇とお散歩
【この記事の内容は】
・TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています ★新学期は6/20開講！
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。
【Pre-Reading】
英国スコットランドの、とある町で「蛇を公園で散歩させるのは、有りか無しか」という議論が巻き起こっているそうです。
公園で、飼っている蛇を頻繁に日向ぼっこさせている男性がいるのですが、その数なんと20匹！彼の行動が議論の的になっているとのこと。
どんな議論になっているのか、ぜひ読んでみましょう。
【問題に挑戦】
Q: 飼い主の男性によると、彼の蛇の性格は？
(A) Clever
(B) Calm
(C) Careful
(D) Couteous
↓ 記事はこちら
記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。
【Side stories】
反対する人もいるし、警察に通報されたりしてはいますが、おおむね好意的な意見が多い印象ですね。それはなぜか。
キーワードとなるのが（本文中に２回登場した）この言葉：
under control 制御された状態にある
飼い主の男性が、蛇たちを常に under control に置いているため、危険を感じないようです。赤ちゃん蛇を抱かせてもらった人もいますね。
しかし、具体的に、どうやって under control しているのかが不明。首輪を付けてるわけじゃないだろうし。それに散歩している犬や猫と出会ったら、お互いどう反応するのか。気になりますね～。
スコットランドのペイズリー市のこの公園（Barshaw Park）を訪れて紹介している動画がありました。スコットランド訛りの英語ですが、字幕をONにして聞いてみましょう！わかりなさすぎて、結構衝撃的（笑）。
【正解＆和訳】
Q: 飼い主の男性によると、彼の蛇の性格は？
(A) Clever（賢い）
Far from being horrified,
怖がるどころか、逆に
many locals have defended the snake owner -
多くの地元住民たちは、蛇の飼い主の肩を持っている
who appears to be a regular visitor.
（その飼い主は）頻繁に訪問しているようだ。
They said he was clearly doing no harm and
彼ら（住民たち）が言うには、飼い主はまったく害を及ぼしていないし、
kept his snakes under control at all times,
蛇たちを常にコントロールしている、
and questioned why the police would need to get involved.
なので（住民たちは）疑問に思っている、警察が係わる必要があったのかと。
👆このあたりから、住民たちが概ね好意的であることがわかります。
この記事が残念なのが、飼い主の男性に取材できていないんですよね。蛇を連れているところの写真もない。反対されて、もう連れてこなくなっちゃったのかもしれません。
続きを読みましょう。
"The man who owned them said (that)
「蛇たちを飼っている男性は言ってたよ、
they were quite clever and friendly and
蛇たちはとても賢いし、人懐こいって、それに
they looked as if they were enjoying the sun.
蛇たちは、まるで日を浴びるのを楽しんでいるように見えたよ。
Most people were really interested."
ほとんどの人は興味を持っていたね。」
👆ここから、正解は(A) Clever（賢い）。
ちなみに、他の選択肢の意味は：
(B) Calm 落ち着いている
(C) Careful 注意深い
(D) Courteous 礼儀正しい、丁寧な
蛇の知能については全く無知ですが、猫とどっちが賢いんでしょうね。まあ、猫だろうなあ～（ネコ馬鹿😹）。
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