【オンライン英会話講師】感銘を受けた英語圏作品5選
10歳の時「Pirates of the Caribbean」を観てから映画の虜です。
暇さえあれば映画を観ています。
今回選んだのは、もう数回観ていて、これからもたまに観たい映画たちです。
この記事では映画のストーリーの内容に触れています。ネタバレしないように書きましたが、何をネタバレと取るかは人それぞれ異なると思います。何も知らない状態からの映画鑑賞を楽しまれる方にはこの記事はおすすめしません。
Wild (2014) / わたしに会うまでの1600キロ
「Legally Blonde (2001) / キューティ・ブロンド」で有名なリース・ウィザースプーンが演じる主人公シェリルが人生を立て直すべく1600kmあるパシフィック・クレスト・トレイルをたった一人で歩く話です。
自分の体と精神力や記憶に真正面から向き合う旅に怯えながらも進み続ける主人公を観ていると何が起きてもまた立ち上がる力が自分の中にもあると信じられます。
Nomadland (2021) / ノマドランド
この作品で主演のフランシス・マクドーマンドはアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。この映画では、実際に車上で生活しているノマドの人々がたくさん出てきます。
ファーンは最愛の夫と工場での仕事と家を失い、住んでいた小さな町が消滅し、引っ越しを余儀なくされました。短期の仕事をしながら彼女の家でもあるRV車でアメリカ中を転々とします。自由な暮らしや人の優しさやアメリカの大自然に少しずつ癒されていきつつも、不安定な収入や住処である車の不調や人間関係に悩まされる様子が描かれています。
彼女が価値を見出すものは安定した生活ではなく、自分やこの世界を探求することなのかもしれません。
An Education (2009) / 17歳の肖像
主役のジェニーを演じるのは2005年に「プライドと偏見」で映画デビューしたキャリー・マリガンです。22歳で16歳の役を完璧演じています。高校生そのものです。凄まじい演技力。
1961年、ロンドン郊外にジェニーは両親と住んでいます。優秀な生徒でオックスフォード大学に進学を目指しています。フランスに行くことを夢見て過ごす彼女は年上の知的な男性と知り合い、進路に靄がかかります。
特に受験生におすすめの映画です。どうして大人が子どもに勉強しなさいと言うのかわかるかもしれません。
Little Miss Sunshine (2006) / リトル・ミス・サンシャイン
父親、母親、息子、娘、おじいさんとおじさん。この６人が１台のヴァンに乗り、ニューメキシコ州からカリフォルニア州までの800マイルの旅をします。事の発端は、娘のアビゲイルのカリフォルニアで開催される美人コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の予選通過。個々に問題を抱えた一家の長旅を通して、彼らは互いに助け合うようになります。
人生の価値は勝つことや社会の型にはまることで決まるものではない。人と違ったっていい、失敗したっていい。周りの人間を愛して助け合うことの大切さを再確認できる作品です。
Cast Away (2000) / キャスト・アウェイ
主役はトム・ハンクスが演じるチャック。仕事で乗った貨物機が海に墜落し、無人島に流れ着く。幸か不幸か生き延びた彼のサバイバル生活が始まります。
何が起るか分からない人生において、人間を生かすのはお金や食べ物ではなく、生き抜く意志や未来への希望や柔軟な思考だと教えてくれる映画です。勇気をくれる作品です。
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