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30後半から英語をはじめたおじさんの話-その6-

本部長来日

本部長が来日するという話がありました。前回の本部長が来日時に私はちょうどコロナで実際に会えなかったのですが、ちょうど入社したばかりということもあって準備をするだけして当日休みというなんとも間の抜けた話をやってしまったのでありました。

まぁ来日って言っても視察くらいだろうみたいに軽く考えてたら本部メンバー全員と30分ずつ面談するとかいうことになり、『え?サシで30分話すの?英語でスピーキングもリスニングもろくに出来ないのに?』ってなり、流石にどうすりゃええんだこれは!何を話せばいいんだ!?ってかそもそも話せないがな!って大慌て状態。上司からは非常に優秀な人なので気楽になんでも話しちゃいなよ!とか言われるものの、あんたわしの英語力知っててその発言か?!と思うも決まったものは仕方ないので準備を進めることにしたのでした。

この時

当然ながらスピーキングもリスニングもゴミみたいな能力だった私は、せめてしっかり準備はして望むかと方向性を変えることにしました。英語なんてそれこそ一朝一夕で出来るようになるものじゃないのだから持ってる武器で戦うしかないと。そもそも別に戦いでもなんでもないですし、なんなら私技術者なので英語できなくても困りませんし!!くらいの覚悟を持ち、今私がしているプロジェクトや成果についてパワーポイントで絵を描きまくって英語でこんなことやってきました!今はこんなことやってます!将来はこんなことやりたいと考えてます!の3部作を15分くらいのスライドにして自己紹介と合わせて説明すればあとはまぁなんとなく雑談とかそんな感じでいけるだろうっていう希望的観測により進めたのでした。

そして早速スライドを作りはじめるおじさん。おじさんスライド作りは自分で言うのもなんですが超得意なのでサクッと作ってあとはこんな感じのことを話そうってのを日本語でざっくり作ってそれをなんとなく英語で話しつつという当日の想定でリハーサルを何度かしてました。

そして当日

いよいよ当日になり時間前に会議室前で待機。体育会系で育ったおじさん、時間はしっかり守ります。15分前に待機して話すイメージを作るもやや緊張しておりました。そして前の人が出てきて入れ替わりに入った私。初めて見る本部長と開口一番、「初めまして、前に来日した時はcovid-19に罹患してて参加できなくてすまん!」みたいなことを確か言った気がしますね。そしてとりあえず初めてなのでどんなことしてるん?みたいなこと言われてスライド見せながらこんなことやってるのよ〜って自分の成果やら進行中のものやらそんな話をしました。まぁ当然ながら台本通り話せるわけじゃないのでそれはそれはひどい英語でしたけど、気持ちで伝えるイングリッシュを展開しました。これは受け手がある程度の理解を示してくれることで成立するのですが、弊社は概ねほとんどが第二言語として英語を学んでる人々の集まりなので本部長も例外ではなく英語を学ぶ苦労とかしてきた人なので概ね理解してくれました。

そのあとは雑談で、日本に5年くらい住んでいたので実は日本語も多少できるのですが芸能関係などにもそれなりに詳しく君の名前はジャニーズのアレと一緒だねぇ!みたいなイジられ方をしたのでかっこいい方の◯◯がジャニーズで、ブスな方の◯◯が私だよって返すなどしてまぁなんとか切り抜けました。とは言っても反省も多くあり、緊張すると独り言でイングリッシュしてる時はできるようなこともできないし英単語が全く思いつかない(後からその場面を思い出すとすぐ思いつくことが言えない)ということもあったり、単語単語でしゃべりがちだなぁって感じだし『英語→日本語』で英単語を理解してるので日本語で『◯◯』ってなんだったけ。。。えーっとみたいな『日本語→英語』の変換力が逆に比べて著しく劣ってることも理解しました。

そんなこんなで初めての本部長とのセッションは終わったのでありました。今後も半年に一回くらい来日するわとか言っていたこともあり、同じままではいられないなと思ったのでありました。

書いてる人の英語力

大学受験時:英語偏差値40台
大学受験以降、30台後半まで英語全く触れずな生活をしていました。
英検は3級をとったくらいです。TOEICは現在の会社に入るまで受けたこともなし。

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30後半から英語をはじめたおじさんの話-まとめ-

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