読んでよかった本2020ランキング

今年100冊ちょっと読書をしたので、
個人的に良かった本をランキングにしました!
琴線に触れる部分が一緒だったら嬉しいな。
たくさん本が読めて月1000円!「Kindle Unlimited」バンザイ\(^o^)/
とはいえ、ランキングに入った本の過半数はお金を払った本であることを鑑みるに、やはり読書は量より質だと思いました。

正月休みに入る前に、オススメ図書あれば是非教えていただければ幸いです^^
“わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる。本を介して人を知り、人を介して本に会う。良い本で、良い人生を。”良い言葉です。

総括としては、たくさん本を読んで知識を得ても聖人君子になれる訳ではなく、引き続き体と頭と体を鍛える必要があると感じました。
知行合一が命題として存在すること自体、知行不一致から始まることの証左なり。



【読んでよかった2020ランキング】
1. 坂の上の雲 (1〜8) (文春文庫) | 司馬 遼太郎 
「精神主義と規律主義は無能者にとって絶好の隠れ蓑」(著者)という言葉には胸のすく思いをした。
「なにもかも思うとおりにやって下さい。あんたがやりにくいようなことがあれば、私が掃除に出かけます」「私と二人で二十橋の前まで出かけて行って腹を切りましょう」(西郷従道)って言えるような大きな男に憧れる。
今の日本が先進国でいられるのは、先人がこの頃に命を賭して頑張ってくれたおかげ、と愛国心が強くなった。
1〜6巻まではKindle Unlimitedで読んだが、続きをダウンロードしようと思ったら無料期間が終了していたので続きは購入した。Amazonったら商売上手!



2. FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣(日経BP) | ハンス・ロスリング 他(著), 上杉 周作 (翻訳), 関 美和 (翻訳) 
「ファスト&スロー | ダニエル カーネマン 」然り、自分の認知バイアスについて認知するきっかけになった本。世界を正しく知るためには、印象や創造ではなく数字や統計のクセを知る必要があることを知ることができた。


3. 組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫) | 堺屋 太一
組織論という分野について考えさせられた。組織衰退のきっかけは①機能体の共同体化 ②環境への過剰適応 ③成功体験への埋没、というので心当たりが大いにあった。社会人10年経過して組織に身を置くからこそ、身に染みる一冊。


4. 陰翳礼讃 (中公文庫) | 谷崎 潤一郎 
日本の美意識について書かれた本。仕事柄、田舎暮らしに憧れる人に多く会うが、つまりはこの本に書かれているような、爛々と照らされた絢爛豪華な生活ではなく、物体と物体が作る陰翳の落ち着いた美しさを愛でる生活に回帰しているのだろう。自分の見える世界のパラダイムシフトのきっかけにかるかも。


5. 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫) | 門田 隆将
福島第一原発事故当時の様子を手に汗握りながら読んだ。立場が上になっていくほど、恫喝・不機嫌をうまくコントロールすべき、と反面教師として勉強になった。目の上の腫れ物にはなりたくないなぁ。


6. フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義(日経BP)|田中宏隆 (著), 岡田亜希子 (著), 瀬川明秀 (著), 外村 仁 (監修) 
「植物性代替肉」「培養肉」「キッチンOS」「ゴーストキッチン」「次世代コンビニ」など、日経新聞・Financial Timesを読んでいるだけではあまり話題に上がってこない最新の業界動向が詳しく書かれていて、非常に参考になった。


7. ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 (上下) (星海社文庫) | 竜騎士
キャッキャウフフするラノベと思って退屈しながら読み始めていたら、段々めちゃくちゃ恐くなった。終盤、疑心暗鬼になって、自宅でクルマから玄関に行く暗闇すら怖くなった。


8. 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) | 野中郁次郎他
去年に私の履歴書で野中郁次郎氏の期間があったので、内容がより良く理解できた(と思う)。戦争中の出来事はあまり詳しくないが、第2章以降の失敗の本質は現代に通づることが多い。表2-3「日本軍と米軍の戦略・組織特性比較」には会社がそのマーケットで勝てない理由がズバリ書かれている。知らんけど。


9. スノーボール(改訂新版)〔上下〕 ウォーレン・バフェット伝(日経ビジネス人文庫) | リス・シュローダー (著)
「ポーカーをやり始めて30分たっても、まだ誰がカモかわからない人は、自分がカモなのだ。」という考え方は、ゼロサムゲームに挑むときに心得るべき言葉。長期投資家と言えど、日々の努力が膨大であった。


10. ライフハック大全―人生と仕事を変える小さな習慣250 | 堀 正岳 (著)
自分が行っているライフハックが色々載っていることを確認できてよかった。良くも悪くも、これ以上生活効率・業務効率をあげれないかも知れない。ブログ「ライフハッカー」に魅せられた意識高い系アラサー期間を経て、比較的落ち着いて読んだ。

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