私が、マネジメントしていた頃の失敗①
先日の研修で、部下育成のために仕事を任せましょうと言う話をしました。
話ながら、自分が管理職時代、育てたい人へ仕事を任せていた?任せているつもりだったことを思い出しました。
もともと、自分がやった方が早い、任せないで自分でやるとうまくいくと思っており、私自身仕事を任せることが非常に苦手な人でした。
当時上司からは「いつまでも秋葉がやるのではなく部下に任せろ」と言われ、とりあえず色んな仕事を部下に任せました。
任せた仕事を振り返ると、自分がやりたくない仕事や雑用を任せており、自分が楽することばかり考えていたことを今でも思い出します。
恥ずかしながら、部下からも「これは秋葉さんがやった方がいいですよ!」と言われることもありました。
何が足りなかったのか?
人は任せて育てることが重要なのは分かっていましたが、その任せ方が分からず、非常に苦労していました。
その時、何が足りなかったのか?
どうすれば、適切に仕事を任せ部下も育つのか?
日々試行錯誤をしておりました。
任せ方にもポイントがあることを知る
運がいいことに、私の仕事は営業と研修講師なので、色々な方の悩みを知ることができ、世の中には私と同じように悩んでいる管理職がたくさんいることを知りました。
その逆で、うまく仕事を任せている人も多くいることが分かり、私と何が違うのか?どうするとうまく任せることができるのか?私との違いについて知ることが出来たのは幸運でした。
私が出来ていなかったことは大きく2つ!
1、なぜその仕事を任せるのか?どうなってほしいのか?など、理由を明確にして任せることをしていなかった。
→単に楽することしか考えず、相手の成長や学んでほしいことなど、相手視点(相手を育成する視点)で考えてなかった。とりあえず、自分の業務や雑務を振ることが任せることだと思っていました。
2、任せた後のフォローが無かった
→秋葉はいつも放置する!これは私がいつも上司に言われていたことです。任せた後は相手のレベルに合わせて、フォローする。ベテランであれば週に一回、若手であれば毎日など、進捗の確認や困ってることを聞くための時間を取りフォローアップすることが大切です。
最後に
改めて自分の失敗経験を振り返りながら、研修では部下育成のポイントとして、任せる重要性をお伝えしました。部下の成長は経験して失敗して、そこから成長する。しっかりと部下の成長を考え、なぜその仕事を任せるのか?任せることでどうなってほしいのかを考え、仕事を任せることが重要だと改めて実感をしております。