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(サッカー)2024.5.11_J1_FC東京×柏レイソル@味スタ

match memo

現在リーグ戦3連勝中と上り調子の東京は、ホーム・味スタに戻って柏レイソルを迎えての一戦。このタイミングで、今節からU-23日本代表に招集されていた松木・荒木・野澤がチームに復帰(荒木は代表戦での脳震盪の影響でメンバー外)。充実した状態で臨むことのできる試合となった。対する柏も同じくU-23日本代表に招集されていた細谷と関根がメンバー入りしており、侮れない相手である。今日は5月上旬とは思えない暑さとなったが、夕方の17:00キックオフという設定だったのは幸いだ。

試合は開始早々に東京が自陣でボールを奪われ、サヴィオに易々と先制点を奪われる難しい展開。しかしその失点に関与してしまった仲川がセットプレイから自ら同点弾を決めて責任を取り1-1の同点に追いつくと、その後は東京が主導権を握り、32分にディエゴのPK、更には37分にセットプレイ崩れから松木の目の覚めるようなミドルシュートが決まって3-1と加点。3連勝中の良い流れはこのまま続くかのように思われた。

しかし前半終了間際に森重が自陣で細谷にボールを奪われ、ゴールマウスを飛び出してピンチを阻止しようとした波多野が細谷を倒して一発退場。これで東京は1人少ない状況で後半を逃げ切らなければならなくなった。その後半も開始早々に犬飼のロングシュートが決まって柏がすぐさま1点差に追い上げると、その後も柏が猛攻を仕掛け、58分に島村が決めて3-3。30分以上を残して東京はリードを失う窮地に立たされる。しかしその後は選手交代を中心に押し返す場面を見せ、どうにかタイスコアのまま試合を終えることとなった。

言わずもがな、波多野の退場によって試合の流れが一変してしまった試合だった。しかし前半立ち上がりの軽率な失点も含め、チーム全体に「軽さ」が見られたことは気がかりなところ。攻撃面は依然として好調を維持しており、3得点という面は評価できるだけに、まずは守備の立て直しを期待したい。

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