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思い出の映画音楽、邦画


佐々木譲の本読み(『ワシントン封印工作』再読み)から、映画『我に撃つ用意あり』になり、そこで原田芳雄歌う歌が良かった、と書いたことあって。
で。
その他に、思い出に残っている邦画音楽、を書いておきたいと思った。

なんといっても、『八月の濡れた砂』(1971)でしょう。

ラストシーン、海に浮かぶヨットの俯瞰&カメラバックしていく、そこに石川セリ歌うこの歌が流れる。
そう、これは忘れ難い。話しの内容は解んなくても、ファーストシーン(確かサッカーボール蹴っ飛ばすやつ)と共に、このラストシーンは鮮烈だった。。

&もう一つは
『ぼくと、ぼくらの夏』(1990)
歌はタイガースメモリアルクラブバンド。
これもラストシーンにかぶさってくる。
  和久井映見のタンカも忘れられない。
「東に筑波西に富士金波銀波の鹿嶋灘、云々」

そうして。
『八月の濡れた砂』以外、カラオケで歌いたいと思っても、まず入っていることはない。つまり、歌えない。(×_×)
なぁ~~んでかな~?.......いい歌だと思うんだけど。

井上陽水の歌曲もけっこう使われているが、
これについては、あらためて、別記する。

それから。
森田童子の歌が使われている邦画があった。高橋伴明監督の。
その映画の題名は覚えていないから、「高橋伴明」で検索してみた、のだが。だけど。なぁ~~んとなんと、Wikipediaでは『刺青(タトゥーあり』以前の、ピンク映画時代の映画は表記されていなかった。(°°;)なんで??
森田童子の歌は。
テレビドラマ「高校教師」で使われた『僕たちの失敗』が評判だったとかで(私は知らなかったが)、再ブレークしたらしいけど、高橋伴明の映画で使われたのは、勿論?、それよりも前だった。はず。
ともかく。
森田童子の歌曲は、なんともやるせなく、正に青春時代の歌そのものだ、と私は思う。私の青春時代はそういう色合いだった(決して明るいものじゃなかった)。因みに。(そんなわけで)、私は東京でアパート一人暮らししてた頃、東池袋の文芸座ル・ピリエで森田童子のコンサートを聞いた(見た)ことがあるのだった。これまた、なんともやるせない思い出だ。
私が西池袋のアパートにいたのは1970年代後半(1977~)、1980年前後だった。

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