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ヌーベルバーグ、映画史

割引あり

ヌーベルバーグ・
及び、シネマテーク・フランセーズ。

1935年に、映画フィルムを収集していたアンリ・ラングロワが、ジョルジュ・フランジュと共に「セルクル・デュ・シネマ」というシネクラブを結成し、
翌1936年9月、財政的支援者があって「シネマテーク・フランセーズ」として発足。

1946年、ピエールカストがここで働き始めた。

1948年10月、パリ8区メシーヌ通りに60席の上映室と映画博物館が開館。  
ここに、若きトリュフオー、ゴダール、E・ロメール、ジャック・リウ゛ェットらが集っていた。(入り浸っていた)
シネマテーク・フランセーズは、その後フランス政府からの財政支援を受け、映画遺産(フィルムのみならずカメラや脚本台本やら映画に関するあらゆるもの)の保存保管、修復、上映配給を目的とした、文化施設へと発展しており、最近の理事長がクロード・ベリ(あの!『チャオ・パンタン』監督の)だった。

アンリ・ラングロワ(1914ー1977)は、映画に関するあらゆるものを収集保管したが、それと同じくらい上映(古い映画の発掘紹介)にも力をいれており、彼の業績からヌーベル・ウ゛ァーグ期の映画人たちが多くの影響を受けている、そうだ。

ラングロワと共にシネマクラブを始めたジョルジュ・フランジュは、アーカイウ゛活動後1949年より映画作家活動に移行し、ラングロワに比べればその評価は今一のようだ。

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