見出し画像

映画『竜二』から。『ロッキー』

割引あり

Facebookでの映画好きグループで、『竜二』(1983)のことをアップした記事をFacebookで見た。私はそこにコメントした。

&女性のコメントで、実に興味深いものがあった。。!

その女性のコメントを読んで、私は何故か?西川一三を連想してしまった。

私は、沢木耕太郎の『天路の旅人』を読んでいて、読後感を書いたことがあった。

西川一三は、日本に帰国して盛岡で妻との生活を続けて、二度とチベットへ行くことはなかった。
それは、奥さんに言われた言葉が強く影響した。

しかし、この『竜二』という映画で、竜二は妻子との生活を棄てた、そういうラストシーンになっていた。

やはり、この映画は、男性という人間の(一つの)性を描いている、けして女性側の視点ではない、そう思った。

それから。
『ロッキー』(1976)と似ている、とのコメントもそこにあった、のだが・・?

けれど、それは映画(の内容)においてのものではなくて、主人公を演じた(実在の)人物についてのもの、のはずだった。

つまり。
ただ一作の映画、それだけで、かんぜんと映画史に残る足跡を残してしまったということ、それがよく似ているという意味なのだ(と勝手に解釈した。ほぼ合ってると思う)。

ここから先は

1,200字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?