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チャット欄に集う人々ー荒れるチャットー類は友を呼ぶ 

最近の私は夜間、投資系YouTuberのライブ配信をラジオ代わりに仕事をしています。
このところ自分の取引を見せながらライブ放送を行う配信者がぐっと増えてきました。
FX業者が顧客サービスや、営業目的でライブ放送を行っているものは、トークで扱われる内容も取引の役に立つ情報が多いので、喋りの技術が劣るから聞きにくいという部分は、まあ・・我慢できる範囲だと思ってます。
出演者は喋りのプロではないけれど、取引のプロですから信頼がおけます
一方業者ではなく、個人の投資家のライブ放送は、投資に役立つ情報はさておき、なんとなーく 一緒に取引しているような気になる上 為替の動きに一喜一憂してくれるので、仕事の片手間に聞きながら取引を行っているこちらとしては
この放送のおかげで、取引チャンスをミスすることが減る・・という利点があります。
この方たちがトークが上手いかといえば、全くそんな事はありません。
だったら、為替のチャートの動きでアラームが鳴るような設定にでもしておけば済む話しですが、
一人で仕事しつつ・・機械のピローんという音を聞いているより誰か人の声が聞こえるほうがいいです。

私と同じように感じる人が多いからなのか
こうした投資関係のライブには、大勢のリスナーが集まり、チャット欄も賑わっています。

私、毎週水曜FM局でラジオ番組をやってまして
その際にX(元ツイッター)でリスナーの方々とポストのキャッツチボールしてるんです。
そのポストの数より、
登録者数2000人弱のYouTubeライブの配信者さんのチャットの数の方が圧倒的に多い・・😅
(まあ、こちらはインディーズロックを紹介する音楽番組なので放送内容もリスナーの層も全く違います。
それにしても、こっちは公共の電波で流れててラジコで全国で聴けるラジオ放送なんですけどねえ。)

ところで、先日不思議だな・・と思う出来事があったんです。
私、投資系YouTuberのライブ配信は
あちこちザッピングする感じで
いろんな配信者のところをチョロチョロしてるんですが・・ 
あるYouTuberのライブでチャット欄にコメントしていたユーザーが、その他大勢のユーザーからのクレームでそのチャット欄からバーンされたんです。
なぜ、バーンされたのか理由がわかりませんでした。
強いていうなら、何度もコメントをしている。
コメントにキャラクターのスタンプを多用している。
そんな事以外、思い当たる節がなかったんです。
とにかく、大勢のユーザーが
この人がムカつくからバーンしろ!といっていて
配信者がそれに同意したという事のようでした。 (正確でないかもしれません)

その後、私は他の配信者のライブに行きました。
この配信者のところもチャット欄が盛り上がっているのですが、
こちらは大勢の視聴者の中でも、毎度コメントをするのはレギュラーのリスナーで、チャット欄が占拠されているような印象を受けます。ちょっと他のユーザーは入っていけないかんじ?
そのレギュラーリスナーの中に
中高校生?のような口調でコメントし、キャラスタンプ多用の女性がいるのです。
話しを聞いていると、どうやらこの女性はママさん投資家で
この配信者の番組の初期からのリスナーさんの様なのですが・・しかし口調が子供達が使うネット流行り言葉なんです。
その方のお子さんがそういう言葉を使ってらっしゃるのでしょうか? 確かにネットという匿名性から年齢性別はわかりません。だから、あえて偽装のための言葉遣い?

私からすると、前述の他の配信者さんのところで
バーンされちゃったユーザーよりも
こっちの女性のコメントの方がずっとひどい・・っていうか
バーンに値するんじゃないのか?って思ってしまう
のですが。
どちらが、どう というのではなく
あれがバーンならこれはどうなの?って思ってしまったわけです。

いやいや、どんなコメントも
他人の誹謗中傷だとかっていうのでなければ
自由にコメントしていい
と私は思っていますが。

それで、チャット欄が荒れるとか
どういうコメントが集まるかとか・・って
全ては配信者さん次第だと思うんですよ。

投資系YouTuberの中には、いつも不機嫌で
口をひらけば、誰かに対する悪口や批判を繰り返してる人もいるんです。
正直、こういう人の配信は不愉快になってしまうので
聞きませんが この方のライブのチャット欄は、同じような
自分勝手な罵詈雑言が沢山書き込まれてます。
なるほど、この配信者にしてこのリスナー・類は友を呼ぶ
こういう配信者を求めるユーザーも一定数いるんだなーと思います。

私がこの配信を見ないだけなんで、勝手にやればいいと思いますが
ライブのチャットの方向性は配信者自身に決定権があると思いますし、トーク次第でチャット欄のコメントは変化してくると思うんです。

最後に・・
YouTubeのチャット欄でのバーンいついて考察してみました

  1. コンテンツの性質:

    • 一つの要因は、視聴者とYouTuberのコンテンツの性質です。一部のコンテンツクリエイターは、独自のコミュニティやファンベースを持っており、そのコミュニティ内では特定のスタイルやジョークが受け入れられています。他のチャンネルでは同じコメントが非難される可能性が高いですが、特定のコミュニティ内では許容されていることもあります。

  2. チャットの文脈:

    • コメントが非難されるかどうかは、そのコメントがチャットの文脈に合致しているかどうかに依存します。コンテンツの内容、YouTuberの言動、ライブの進行状況などが、コメントの適切さに影響を与えます。他のライブストリームでは同じコメントが適切であるかもしれませんが、特定のライブストリームでは不適切に感じられることがあります。

  3. YouTuberと視聴者の関係:

    • YouTuberと視聴者の関係も、コメントの受け取り方に影響を与えます。一部のYouTuberはファンとの親密な関係を築いており、ファンからの特定の冗談や表現が許容されることがあります。しかし、他のYouTuberはより公式なスタンスを取っており、同じコメントが不適切と見なされることがあります。

  4. モデレーションのポリシー:

    • チャットのモデレーションポリシーも重要です。一部のYouTuberはコメントを厳格にモデレートし、特定の言葉や表現を禁止しているかもしれません。これに違反するコメントは削除されるか非難される可能性が高いです。

  5. コミュニティの文化:

    • 各YouTuberのコミュニティには、そのコミュニティの独自の文化や規則が存在します。これに合わないコメントは非難されることがあります。したがって、異なるYouTuberのコミュニティ内では、同じコメントが異なる反応を引き起こすことがあります。

バーンされるかどうかは、配信者のコンテンツや流れによるってことですね。

ところで、
YouTubeには「モデレーター」という配信者が認定したチャット欄が荒れないようにコントロールする人を決められるシステムがあります。
配信者はこの「モデレーター」に、自分のチャンネルではどういうコメントがNGなのかはっきりした指針を提示することがとっても重要ですね。
なんとなくチャット欄の空気ではっきりした理由のないままユーザーをバーンするのはユーザーの不信を招き、ユーザー離れにつながると私は思います。

YouTubeも私が長く生きてきたラジオ放送業界も同じ。
一部のリスナーだけを特別扱い優遇すると大多数のリスナーがDJに不信感を抱いてリスナー離れの原因になるんですよ。
その昔、リスナーさんからのメッセージは
ハガキやFAX そしてメールで番組に送られてきていました。
これだと送る本人と、番組サイドしか
どんな内容のものかは分かりませんでしたが、最近はXを使ったりしてリスナーさんたちからのメッセージが全て公開されるようになりました。
リスナーとDJ だけではなく、リスナーとリスナーがお互いやりとりできる楽しさも増えましたが、その分
DJの裁量がもっと求められるようになったと思います。
リスナーさん達のメッセージをどうさばいていくのか・・。

バーンされるのは、
された本人はもちろん
バーンするほうも、
それを見ている周りの人も
みんなが嫌な気分になります
からね。






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