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北方領土・国後島ドキュメンタリー、R指定過激コメディ、イカゲーム…注目作続々/2021年10月3週

※映画.com本体のニュース記事における、PVランキングの振り返りです。編集部のスタッフ数人でチャットし、この1週間で得た“気づき”、オススメの新作情報、衝撃を受けた記事なども交えて、PVの傾向や推移を思い思いに話しています。

10月11日~17日 順位まとめ 1~5位

1位

2位

3位

4位

5位

振り返りチャット開始

本日の参加メンバー

大塚さん

青木さん

飛松

ドーナッツかじり では10月11日~17日のニュースPV振り返りを始めます!

5位:金ロー「今日から俺は!!劇場版」放送記念 おすすめ胸アツヤンキー映画5選 【映画comシネマStyle】

ドーナッツ noteで毎週掲載しているまとめ記事企画「映画comシネマStyle」がランクインしました。大塚さんには「莫逆家族 バクギャクファミーリア」を執筆頂き、私も「地獄の花園」を執筆しました。

大塚 今週は上位5本のうち、2本が金曜ロードショー絡み。相変わらず、金ローに関連したネタは強いですね。ヤンキーものって、日本の映画、テレビドラマにおける独特のジャンルですよね。考え方によっては「学園もの」でもあるわけで(笑)。

ドーナッツ そうなんです(笑)! タイトルや括り方にも非常に悩みました。洋画も探してみたのですが、やはり「ヤンキー」という言葉とはなかなか結び付けづらくて、今回は邦画ばかりのセレクトになりました。

MOMO 最近、金ローの放送タイミングに合わせてオリジナル記事を配信していますが、どれも好調な数字が出ていますね! ヤンキー映画と一口にいっても、いろんなタイプの作品がありますよね。

大塚 現在の日本列島を見渡してみると、どう考えてもヤンキーってもはや少数派。ただ、いかんせん映像化されていないヤンキー漫画がまだあるわけで。大人になったクリエイター陣が、そこに触手を伸ばそうとするのは自然の流れなのかもしれないなあ、と思いますね。

MOMO 最近では「東京リベンジャーズ」も大ヒットしましたし、時代は変わっても、ヤンキー漫画で描かれる若者同士の友情だったり、青春の悩みだったりっていうのは、変わらず若者の心に刺さるものなんでしょうね。

ドーナッツ 個人的には、ヤンキーは一種の文化で、独特のルールやしきたりが面白いなあ……と思って見ています。この記事を作成する際に、大塚さんには「獣道」「ドロップ」などもご提案頂きましたよね。私は、記事にもある「下妻物語」が高校生の時にすごく流行って、中島哲也監督作品のビジュアルに衝撃を受けたこともあって、特別な作品として記憶していますね。MOMOさんは、思い出のヤンキー作品はありますか?

MOMO そうだなぁ……。1番ハマったのは「ごくせん」で、愛蔵版コミックスも全巻持ってます。兄の影響&世代的に、最初にハマったのは「湘南純愛組!」からの「GTO」ですかね。

ドーナッツ 「湘南純愛組!」は、Amazon Prime Videoでドラマ化もされていましたよね。

MOMO そうそう! 気になってるんだけど、まだ見られてない……。GTOは、私は反町隆史さん世代ですけど、AKIRAさんでリメイクもされたので、幅広い年代から認知されてますよね。

ドーナッツ はい。原作は未読なのですが、「湘南純愛組!」は「GTO」のエピソードゼロだと知って、がぜん興味が湧きました! このトークの盛り上がりを見るに、ヤンキージャンルには思い入れのある方も多くて、まだまだ映画化が可能なコンテンツがいろいろと眠っていそうですね!

4位:「アナと雪の女王2」金曜ロードショーでテレビ初放送! 「アナと雪の女王」とあわせて2週連続放送

ドーナッツ 昨日今日で、急に寒くなって秋らしくなってきましたが、寒い時期はやっぱり「アナ雪」見たくなりますよね(笑)。大塚さんのおっしゃる通り、「金ローネタ強し」でございます。

大塚 2週連続で楽しめるというのがキモかもしれませんね。

ドーナッツ 「あんなに大ヒットしたのに、まだ見られてないよ」という方が、初参戦するチャンスですね!

大塚 「食わず嫌い」の方は不特定多数いらっしゃると思うので、ご覧頂きたいですね。

ドーナッツ このビジュアルは、秋らしくもあるので、11月放送はぴったりなのかな……?と思いました(笑)。

大塚 ここ数日でだいぶ寒くなってきましたよね。

MOMO ほんと、ずっと夏の陽気が続いていたのに、急に秋めいてきましたよね。第2作は秋の物語、第1作はアレンデール王国が雪と氷に覆われて、真冬の世界になってしまう物語だったので、この時期の放送はぴったりなのかも。

3位:「イカゲーム」が大成功 1億1100万世帯視聴でNetflix新ドラマ最高記録を樹立

大塚 「イカゲーム」のニュースが、週に何本か出てくるようになりましたね。未見なので、追いつかないと……と、焦っております。

MOMO 私もまだ見られてないので、焦ってます。解禁タイミングでヒットするだろうなと予想はしてましたが、ここまでとは……。

ドーナッツ シーズン1は、1時間程度×9話なので、見やすいボリュームではありますよね。

大塚 なるほど! しかし、インタビューに向けた映画の鑑賞を優先せざるをえないので、なかなか悩ましい状況ではあります(汗)。

MOMO そうですね。ネトフリオリジナルの韓国ドラマは「わかっていても」も10話でしたし、「恋するアプリ」もシーズン1、シーズン2に分かれていて各8話でしたし、ミニシリーズが割と作られる傾向なんですよね。韓国ドラマの入門にはぴったりなのかもしれません。基本は16~20話、時代物だと50話近くあるので……。

ドーナッツ 確かにそうですね! 私はあまり韓国ドラマは見たことがないのですが、その長さがハードルの高さになっていて。なので、「気軽にサクッと見られる」ことは、作品選びの重要な要素です! この記事は大変参考になりました。

ちなみに私はいつも、ランチの時はドラマ、それ以外は映画という感じで区別して、鑑賞するスタイルなのですが……。配信は一気見が魅力ではありますが、「映画も見ていかないと」と思うので、ドラマは「1日1~2話」でコツコツ見ています(笑)。

大塚 ランチの時間をうまく使えばいいのか……、早食いだからなあ(涙)。

青木 ネトフリもアマゾンも新作ドラマを次々とリリースしていて、しかもどれもこれも面白そうなものばかりで、時間が足りないです……。毎日寝不足で辛い……。 

ドーナッツ いつも注目作品は、編集部会議で教えて頂いているので、おすすめドラマの座談会、定期的にやりたいですね~。昔は週1回、親に連れて行ってもらえるレンタルビデオ屋さんで作品を見極めて、返却期限が来るまで何度も巻き戻して繰り返し見ていたので……。いまのように、コンテンツの多さに困る時代が来るとは……。感慨深いですね。

MOMO ほんと、嬉しい悲鳴ってやつですね(笑)。でも、配信だとマイリストに入れたまま、どんどんほかの作品に埋もれていって、結局いつまでも手をつけないことも多いので、レンタル店で借りるのもいいなって、最近改めて思うようになりました。レンタルなら、期限が決まってるので絶対に見るから(笑)。

大塚 マイリストに入れたまま……っていうのが、けっこうな本数になってきますよね。

ドーナッツ 配信とレンタルビデオでは、切迫感が違いますよね(笑)。配信も期限はあるのですが、気付かないうちにいつの間にか消えていて……というパターンもよくありますもんね。

MOMO そうそう!! あ、有料になっちゃった! じゃあまたサブスクに入るまで待とうと思って、また忘れちゃうっていうね(笑)。やっぱりどうしても見たい作品は、映画館で見るに限りますね! 

2位:ジェニファー・ローレンス主演のR指定過激コメディ映画、ソニーが獲得

大塚 これはもう、見出し勝負ですね。

MOMO このニュース、10月16日に配信したばかりなのに2位にランクインしていて、注目度の高さに驚きました。

大塚 「R指定過激コメディ」って、なんやねん!?という方が多かったのではないでしょうか。

ドーナッツ やっぱり見出しのわけのわからなさは重要ですね(笑)。ジェニファー・ローレンスと、過激コメディという組み合わせも、意外性抜群ですよね。

詳しい内容は不明だが、「バッド・ティーチャー」や「メリーに首ったけ 」のようなR指定の過激なコメディだという。

大塚 本文中にもある、「『メリーに首ったけ』のような……」という記述で、ある程度の予測はつきますよね。

MOMO なるほど!! 「どんな作品!?」って思ったら、「メリーに首ったけ」系なんですね。最近、こういう明るいお色気コメディ作品ってあまりなかった気がするので、楽しみです!!

ハリウッドで争奪戦が勃発し、潤沢な資金を持つストリーミング勢が獲得に動いたものの、劇場公開を約束したソニーが配給権を勝ち取ったという。

MOMO 本国では劇場公開を約束するということで、ソニーが配給することに決まったみたいですけど、日本でも劇場公開されるといいな。

ドーナッツ 思いっきり笑える、良い意味で最高にくだらない作品になってほしいですね!

1位:「大砲や戦車、ゴミ溜めしかない」と島民 旧ソ連出身監督による国後島ドキュメント公開、島の生活が見える予告編

ドーナッツ 「大砲や戦車、ゴミ溜めしかない」という、国後島の島民の言葉にフォーカスした衝撃的な見出しが目を引いて、多くの人が記事を読んだのではないでしょうか。 

大塚 これは、興味深いなどと軽はずみなことを口にしてはいけない題材ですね。ただ、自分のなかの知的好奇心が猛烈に刺激されて、必ず見なければと思っています。

MOMO 10月14日放送のNHKの「国際報道2021」で、ウラジーミル・コズロフ監督のインタビューと一緒に紹介されて、さらに注目が集まったみたいです。

大塚 予告編を見る限り、日本にも、ロシアにも偏って描かれていることはなさそうですよね。

ドーナッツ 「あなたの目で確かめてください、国後島の現実を」という、予告編のなかの言葉が、重くのしかかってきますね。どちらに偏ることなく、ただそこにある現実を見つめている、という印象です。 

MOMO そこで暮らす人々の生の声に耳を傾けていて、予告編を見ただけでも、いろいろと考えさせられます。

ドーナッツ 「第2次世界大戦から76年、日本とロシアには平和条約は結ばれていない」という事実も、頭ではわかっていても、改めて衝撃的でした。

MOMO 小学生の頃に学校で習って、誰もが名前を知っている場所ですけど、自分も含めてその実態はほとんどの人が知らないんだなって、改めて気づかされました。

ドーナッツ 本当にその通りですね。特にいまは日本国民が立ち入ることのできない場所ということで、貴重な作品であることは間違いないと思います。では、今日はこのあたりでそろそろ終了にしたいと思います。ありがとうございました。

大塚 ありがとうございました!

MOMO お疲れ様でした。


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