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「鬼滅の刃」の記事を出せば出すだけPVが稼げるよねという話/ニュースPVプレイバック 2022年2月4週

※映画.com本体のニュース記事における、PVランキングの振り返りです。編集部のスタッフ数人でチャットし、この1週間で得た“気づき”、オススメの新作情報、衝撃を受けた記事なども交えて、PVの傾向や推移を思い思いに話しています。

本日の参加メンバー


2月21~27日のニュースPVランキング振り返り

尾崎秋彦 じゃ、はじめます。

5位:「ゴッドファーザー」がさらに面白くなる50のトリビア【公開50周年記念】

尾崎 岡田くん執筆の力作ですね! こういう記事はもうどんどん、どんどんほしいよね…!

佐藤レモナ ものすごい文字量。でも短いトリビアもあるので、さくさく読めちゃいますね! 個人的には都市伝説の真相が興味深かったです~。

岡田寛司  ネタ自体は提供していただいたものなんだけど、記事に落とし込むのがめっちゃ疲れた(笑)。こういうトリビアネタは、労力かかるけど、めちゃくちゃ増やしていきたいですよね~。目指すべきは、鑑賞後でも映画の世界が広がる記事。

尾崎 映画の世界が広がる。今後、映画コムもメディアポリシーをちゃんと決めていくうえで、とても大事にしたいポイント。ちなみに本記事、平均滞在時間が406秒。7分近く読まれるという驚異的な結果に!

4位:タランティーノ版「スター・トレック」詳細が明らかに

尾崎 僕は「スター・トレック」のファンでもないし、タランティーノのファンでもないですが、好きな人が読んだらめちゃくちゃアガりそうなニュースだな、と間接的にテンション上がりました。……いや、逆か? ファンは「タランティーノが監督しないんだ」ってテンション下がるのか? なんか微妙な感情になるのか…?

佐藤 私は「スター・トレック」タランティーノが撮るんだったっけ?と記憶が曖昧になっていたので、つい読んじゃいました。結局タランティーノは監督するわけではないので読んだらテンション下がるのですかね……。

1930年代のギャング映画の世界でストーリーが展開していくという異色作

佐藤 ↑これは見てみたかったなと若干テンションが上がるかもですね!

岡田 脚本のマーク・L・スミス(「レヴェナント 蘇えりし者」)が明かしている執筆過程によると……。

「ある夜、クエンティンの家に遊びに行って、古いギャング映画を見たんだ。何時間もそこにいたよ。僕らはただリラックスしてギャング映画を見て、ひどいセリフに笑いながらも、僕らがやりたいことにどうやって生かすことができるか話し合ったんだ」

岡田 タランティーノが監督ではないということで若干がっくりするけど「SF×ギャング」というテイストは期待しかない。物語は「タランティーノ風」って感じだよね~。ひどいセリフ、いっぱい出てくるといいな(笑)。

尾崎 とにかく続報に期待!

3位:おすすめの面白い映画ランキングTOP30 絶対に何度も見るべき“傑作”を紹介

尾崎 この記事、安定してGoogle検索順位1位をとれるようになってきました。

岡田 本当に見る作品がわからない時って「映画 おすすめ」って検索するもんね。いやー、もっとジャンルを分割して作っていきたいね~。

佐藤 ジャンル分割はぜひやりたいですね! こういう仕事していると「何か面白い映画教えて」ってめちゃめちゃめちゃめちゃ聞かれますよね……?(最近見て面白かった作品、1番好きな作品も多いと思いますが)。最近はもうこの記事のURLそのまま送ろうって思い始めました。

岡田 めちゃめちゃ聞かれる(笑)。人によっておすすめする作品分けてるけど…確かにこれをポンと送るのいいかも。

尾崎 友人から「面白い映画教えて」って言われるの、実はめちゃくちゃキツい質問ですよね。何をどうオススメしたら正解なのか考え出すと、「これはコアすぎるかな」「ちょっとライトすぎるかな」とか堂々めぐりになって、もう怖くなって何も言えなくなってしまう

佐藤 みんな同じ悩みありますよね(笑)。

2位:“最後の日本兵”小野田寛郎さん描いた「ONODA 一万夜を越えて」、仏版アカデミー賞のセザール賞で脚本賞受賞

尾崎 昨年10月公開の「ONODA」、公開当時も出す記事が軒並み高PVでしたが、このタイミングでもまた良い数字叩き出してきました

ちなみに作品概要

太平洋戦争終結後も任務解除の命令を受けられず、フィリピン・ルバング島で孤独な日々を過ごし、約30年後の1974年に51歳で日本に帰還した小野田寛郎旧陸軍少尉の物語を、フランスの新鋭アルチュール・アラリ監督が映画化。

https://eiga.com/movie/95139/

岡田 まずは受賞おめでとうございます! セザール賞、聞いたことがあるという人はわりと多いはず。ニュース自体はわりと速報的に出しているから、反応よかった感じかな。まだ鑑賞できてないんだよね……早く見なきゃ。

佐藤 監督のスピーチも話題になっていましたね。こちら↓のレポートで監督のスピーチが読めるのでぜひ。

尾崎 「ONODA」の本記事、Yahoo!ニュースにて、ユーザーからの力強いコメントを引用しておきます。

日本人には忘れられようとしていた事実を、フランス人の若き監督が見事に映像化した。教育の怖さ、それにも増して彼のたくましさ、強さ。できるだけ世界中の多くの人に見てほしい。どうして日本で今まで映像化されなかったのだろうか

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5bab0145ce66ea4a906525ba6c1e17af3f2e11d

1位:「鬼滅の刃」TVアニメ第3期「刀鍛冶の里編」製作決定 2人の柱を描いたティザービジュアル披露

尾崎 はい、今週の1位は「鬼滅の刃」です。強すぎる。

佐藤 強すぎる。童磨の声優が宮野真守さんだと判明したときもTwitterが大盛り上がりでしたよね。

岡田 オニ強。宮野さんの配役は、本当にぴったりだと思ったなぁ。

尾崎 先週の編集部会議でも言いましたが、「呪術廻戦」の記事も超高成果上げてるんですよ。「鬼滅の刃」しかり、ここ1、2年でジャンプ漫画のブランドが頭一つ抜けてきた印象。つまり次にアニメ化されるジャンプ漫画作品も、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」のようなムーブメントを起こす可能性は非常に高そう

岡田 ほぼ確実だと思うけど「チェンソーマン」は、その筆頭だと思う。

佐藤 「チェンソーマン」は確かに。アニメ化して、いつか映画化もしそうだな~という面白い作品がたくさんあるのが「ジャンプ」のすごいところです。でもずっと「HUNTER×HUNTER」を待ち続けています。

尾崎 あとジャンプ+で連載されてる「怪獣8号」「ダンダダン」「SPY×FAMILY」とかもですかね。追っかける価値ありですね!

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