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「おもしろさ」から見た「ゲーム性」を考える

2018年6月13日に授業で考えたテーマです。発表するだけして、提出とかはなかったので、公開します。

ゲーム性は「おもしろい」と感じる部分に宿ります。しかし人によって「おもしろさ」をどこに感じるかは違います。それについて教室内の面々で考えて、出た意見を統合しようという取り組みです。そうすることで、一般的に言えるおもしろさ・・・「ゲーム性」とは何かを考えていきます。


①おもしろさを感じるものとその特徴

・映画
|-大画面である
|-スピード感がある
|-映像の端々に考え抜かれた情報が満たされている
|-ストーリーが引き込まれる
|-小説が元になることがある
|-共感できるところがフィクションの中にある

・小説
|-自由な表現
|-作者の考えや人生が色濃く反映される
|-心理描写
|-共感できるところがフィクションの中にある
|-ストーリーが引き込まれる

・マンガ
|-印象を操作できる
|-ストーリーが引き込まれる
|-作者が考えた情報しか存在しない
|-共感できるところがフィクションの中にある
|-小説が元になることがある

・ゲーム
|-自分が主人公
|-ストーリーが引き込まれる
|-共感できるところがフィクションの中にある
|-操作してストーリーを生きる
|-小説が元になることがある


②共通点

・小説や文字から生まれるストーリーがおもしろさになる
・フィクションの中に共感できる部分
・ストーリーが引き込まれる

③相違点(ゲームと他の)

・自分が物語に登場する
・自分が物語を操作する

④主張

上記のコンテンツは全て文字で構成された世界からやってきている。その文字を書く原動力は著者の中、つまり著者を構成する環境や経験、感性である。こうして生まれたコンテンツには作者の「欠片」ともいえる存在がちりばめられている。これに共感した人は周囲に広めるだろう。広めれば見る人が増える。見る人が増えれば評価の数も自然と増える。

この流れを通じて面白さが生まれるのだと私は考えている。


⑤ゲーム性とは何か(おもしろさから見たゲーム性)

ストーリーを生きている感覚。


さいごに

最近私はMineCraftにハマっています。MineCraftはボックス状のブロックを使ってものづくりをしたり冒険をしたりすることができる「自由なゲーム」です。それ故に、このゲームにはストーリーがありません。でも爆発的にヒットしている。

おそらくストーリーはプレイヤーが作っているのだと思います。MineCraftの世界に、自身の「かけら」をちりばめて自分だけのストーリーを生きる。ここにみんなおもしろさを感じているのではないかと思いました。

おもしろさにストーリーがほしい→歴史→積み重ね・・・。魅力的な積み重ねを行えるようなゲームが面白いんでしょうね。


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すっすー
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