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手っ取り早く幸福感を得る、たった一つの確実なバグ技

1.はじめに

昨日のエントリーでは、幸福は3つの種類

セロトニン的幸福→ 「心」と「身体」が健康なときに感じる幸福
オキシトシン的幸福→ 「つながり」や「愛」から得られる幸福
ドーパミン的幸福→ 「お金」や「成功」から得られる幸福

があることを見てきました。そして、幸福の土台をなすものは、セロトニン的幸福であることを紹介しました。

「心」と「身体」の健康は、日々の積み重ねであり、一朝一夕で完成するものではありません。が、手取り早く、セロトニン的幸福を、脳のバグによって生み出す裏技があります。それは、、、

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サウナです!

2.サウナ

サウナを経験したことがある人は

「あー確かに!」

と得心されていると思います。

一方、経験したことない人は、正直言って

「は??」

って感じだと思います(笑)

サウナに関する医学的効用は、『医者が教えるサウナの教科書』という名著があるので、それを読んでいただくのが一番良いのですが、端的に言えば、サウナに入って、水風呂に浸かって、外気浴(涼しいところでの休憩)を行うと、強制マインドフルネス状態になります。

ちなみに、マインドフルネスというのは、雑念にとらわれることなく、身体の五感に意識を集中させ、「今、瞬間の気持ち」「今ある身体状況」といった現実をあるがままに知覚して受け入れる心の状態のことを言います。座禅とか瞑想をするのは、詰まるところマインドフルネスを得るためです。

マインドフルネス状態になるとどうなるかというと、過去の嫌なことを思い出すことはなくなり、将来への不安を考えることもなくなります。つまり、今この瞬間に生きていることに感謝し、じっとしているだけで無限の多幸感を得られます。俗にいう「ととのう」というやつですね。

物の本によれば、自然の環境ではあり得ない温度で蒸されたサウナで汗を沢山かいた後、突然冷水で体を急速に冷却するという極限状態に置かれることで、水風呂から出た終わった後に、脳が「生命の危機から脱したぞ」というシグナルを全身に送って、それが、今ここに生きていることに、全力で感謝するようになるのではないかと言われています。まさに脳をバグらせる、手っ取り早い幸福追求の手段と言えます。

瞑想や座禅は訓練が必要ですし、マインドフルネスに入るにはそれなりの技術も必要なので、サウナ=>水風呂=>外気浴は、多くの人が取り組める、かなり再現性の高い方法です。

また、サウナと水風呂に交互に入ると、細胞の老化が抑制されるほか、脳卒中や心臓病の発症などを有意に抑えるフィンランドの研究もあります。あまり医学的なことを素人が書きすぎるとまずいので、これぐらいに抑えますが、とにかくサウナは身体にも心にも良いということが、国内外の研究で沢山立証されています。実際、喘息の持病を持っている私の親族も、サウナに行った日は発作が全く出ないようになりました。

3.まとめ

(1)セロトニン的幸福はマインドフルネスで得られる。

(2)マインドフルネスはサウナ(正確には、サウナ・水風呂・外気浴のサイクル)で得られる。

(3)サウナは心にも身体にも良いので、皆さん是非試してください。

以上です!

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