マザーハウスの名刺入れが、モニター下でずっと出番を待っている
あと5キロ痩せたら、この服着るで!
あの企業に採用されたら、このスーツ着るで!
願望が叶った未来を先取りするために、前もってキーアイテムを買うことってある。
私は、マザーハウスの名刺入れを、望む未来の先取りとして買った。
こんなに素敵な名刺入れを携えて働けたら、仕事のときどれだけ気分が上がるだろう。
たまたま入ったお店で、一目惚れしたのだった。
コロナ前、4年以上も前に買ったのに、いまだにそれは叶っていない(笑)
当時は会社員エンジニアとして働いていたけれど、いずれ自分個人の名刺をもって働きたいなぁ、と思っていた。
あれから4年、いろんな状況が変わった。エンジニアじゃなくなったし、1日の過ごし方も変わったし、住んでいるところも変わったし、二人家族から三人家族になった。
何回か引っ越しもしたし、どう働いていくか迷い途方に暮れたこともあった。けれど、この名刺入れは売りに出したり人に譲ったりしなかった。
やっぱり、「いずれ、自分個人の名刺をこれに入れて、ばりばり働くのやから!」との想いは消せなかった。
いま、そのキャラメル色の名刺入れは、作業部屋のPCモニター下で静かに存在感を放っている。出番を待っている。出番まで、あと少し。
※記事イメージ画像はマザーハウス商品ページより
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