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大人の定義?トライやるウィークの中学生と挨拶を交わしたことから

兵庫県では毎年、「トライやる・ウィーク」という中学生の職場体験週間がある。育ち居住地とも兵庫県である私も、中学2年生のときに体験した。

期間中はスーパーや飲食店で、中学生の働く様子を見ることができる。

今日見学に行った保育園にも、トライやる・ウィーク中の中学生の女の子がいた。園児のお散歩に、先生方と一緒に付き添っていた。私が見学から帰るときちょうど散歩からぞろぞろと帰ってきたところで、先生方とその生徒さんがにっこり「こんにちはー」と言ってくれた。

5秒ぐらいのやり取りだったけれど、その生徒さんからすごく「しっかりしている」印象を受けた。(挨拶の印象ってめっちゃ大きいな)先生方と同じような服装だったら中学生とは思わなかったかもしれない。

当たり前だけど、中学生ぐらいの年齢に限らず、「大人な度合い」って個人差があるなと。もう大人みたいだな、と感じる中学生もいるし。毎年高校野球を見ると「球児たちが自分の年齢の半分ぐらいしかまだ生きていない」と思うと驚きしかないし。私自身はもう人生の三分の一ぐらいを通過したというのにいまだに「ちゃんと大人」をやれているのか、かなり怪しい。

そもそも年齢以外で何をもって「大人」認定できるのか。たとえば次の点をクリアしていたら、大人なのだろうか。

精神的な自立。(=他者と自己との間に健全な境界線を引いて、所属するコミュニティで安定した人間関係を築ける)
経済的な自立。(=自力で生活可能な収入がある)
自律できている。(=自己管理。望ましくない欲求に流されない。でもこれって何歳になっても難しさを感じている人も多いかも?)
社会に貢献しているorより良い社会にしていく意識がある。(就労、ボランティア、創作活動とか)

考えるうちに、自分大丈夫なん?と不安になってきた……次の世代のために何かできているんだろうか……
つくづく、よく言われるけど、年齢って数字でしかないなと思えてくる。

自分の目指す方向性を明確に持てて、その意識づけを日々繰り返せば、私も迷わず「大人を体現」できるようになる気がする。

もうすぐ30代も半ば。いつからでも大人になれると信じて、どんな人になっていきたいのか改めて考えていく。ちょっとずつ。

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