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ライティング基礎トレ9日目 川上未映子さん「おめかしの引力」

ライティングの基礎力を上げるには、「筆写=理想の文を書き写して分析」するのが良いらしい。
SHElikesのライティング入門コースで教わったので実践!
「伝えられる力」を伸ばしたい!
千里の道も一歩から、ということで、ゆるく楽しく継続したい。

今日は、川上未映子さん「おめかしの引力」よりp.22(約900字)を筆写。

筆写作業は、紙でなくiPadのGood Noteアプリにて行うことにした。
(私はNo Good Note No Lifeだ)
初めは手書きで写していたけど、かなり時間がかかってしまう&私は字が汚いため、
持続可能なように、音読しながらタイピングでメモアプリに写すことにした。

↓のスクショ、字汚いしめっちゃ字小さいけど、
文面を写して、文章の構成や気づいたことなどを書き込んでいる。

音楽みたいな文章だな〜

何だか一つの「曲」を聞いているかのような、そんな感覚で読んだ文章。
文章の始まりと終わりがまとまっていて、すっきりとした読後感だと思った。
擬人化表現や、繰り返し言葉や、この文章の(川上未映子さんの?)個性が感じられる。
特に、「ニット帽も首巻きも、彼ら、何も変わっていないのにぐったりして、本質だけが抜け落ちたかのように見える」という箇所が、面白い表現だなと思った。
わたしはこんな表現思いつかないなぁ。
「ウキウキして買ったものが、しばらくして魅力的に映らなくなった」を、
こんなふうに生き生きと詩的に表現できるなんて素敵〜と思った。
そうだ、少し「詩」の要素も感じるなぁと思ったのだった。
日々のワンシーンやエピソードを、「非生物」も息遣いが感じられるように描く。
それによって、読み手はこんなに引き込まれるし、共感も生まれるんだなぁ〜。

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