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【2024/10再始動】ゑひ[酔](上原ゑみと若洲至)
2023年7月24日 09:03
こちらの記事は、月刊 俳句ゑひ 卯月(4月)号の『無題1』(作:若洲至)を、上原ゑみが鑑賞したものの中編です。まずは作品の掲載されている本編、及び〈前編〉〈中編〉をご覧ください!切れ字「や」と「の」を考える春の夜や浅き階下を銀座線 最近、切れ字について悩んでいる。筆者の俳句生活は師によって、切れ字の代表選手である「や」の使い方の練習から始まった。「や」は、季語に接続させて用いることが多く
2023年7月23日 09:44
こちらの記事は、月刊 俳句ゑひ 卯月(4月)号の『無題1』(作:若洲至)を、上原ゑみが鑑賞したものの中編です。まずは作品の掲載されている本編、及び〈前編〉をご覧ください!俳句で伝えられないこと隣家にムスカリのある寒さかな 鑑賞の〈前編〉にて、若洲至はゑひにおける俳句の「良心」だと書いた途端になるが、今回は、あれちょっと違うかも? な句を取り上げる。違うかもの理由は「ムスカリ」が春の季語で
2023年4月30日 13:45
ゑひ[酔]のホームページ及びnoteで発表した、月刊俳句ゑひ 卯月号の俳句の言葉解説記事です。各作品に分けて順に説明していきます。『うつら』(作:上原ゑみ)の言葉嘴そのまま鳥のくちばしのこと。常用漢字ではないので説明をつけていますが、特に想像は難しくないでしょう。似合はぬ 〈旧仮名遣い〉上原・若洲とも旧仮名遣いを使って俳句を作っています。この表記でふりがなの通り読み、現代語と同様に
2023年4月30日 13:44
メンバーの20句作品を月イチで発表するコーナーです。解説など関連記事をnoteやゑひ[酔]ホームページでも掲載していきます。ホームページはこちら(ホームページでは作品が縦書きで読めます!)メンバー作品うつら(作:上原ゑみ)嘴に似合はぬ魚春の夢種袋思ひ出しては眠るなり 血の繫がらぬ人々春の絵を踏みてパンジーを本に挟みてより悪夢三月のスプーン先月より深い春の檻おもに腕を使ひをり