【絵本おすすめ企画】4歳が選ぶ今週のリアルヒット!vol.7【ゼラルダと人喰い鬼】
こんにちは、絵本案内人の いとう です。
今週も、4歳が選ぶリアルヒット本をご紹介していきますよ〜!
今週(2月12日〜2月18日)のリアルヒットはこれ!
ゼラルダと人喰い鬼
『ゼラルダと人喰い鬼』
作者:トミー・ウンゲラー
訳:たむらりゅういち・あそうくみ
出版社:評論社
この本は、童話館の配本サービスで届いた本です。包みを開けてみて息子とびっくり。表紙の恐ろしさにひぃぃぃ!っと声が出ました。表紙とタイトルから、この本は寝る前に読むのはやめた方がいいのでは…と考えたくらいです。
意を決して読んでみます。あれ?!全然違った!!!
序盤こそ人喰い鬼のそれを発揮して怖い場面もありますが、読後感としては安心感が強く、息子はもう1回!とせがむほど。
とても気に入ったようなので感想を聞いてみます。
「読む前は怖い本だと思った。女の子が食べられると思った。読んでみたら楽しかった。女の子が○○○が上手で安心した。鬼が夢中になってくれたから。」
女の子の得意は何なのか、ぜひ読んで確かめてみてくださいね!
【おまけ】母の今週のヒット絵本
かぼちゃひこうせん ぷっくらこ
『かぼちゃひこうせん ぷっくらこ』
文:レンナート・ヘルシング
絵:スベン・オットー
訳:奥田 継夫・木村 由利子
出版社:アリス館
この本も童話館から届いた本です。2ひきの仲良しくまの可愛い友情物語です。
わたしがとくに気に入っているのは、2ひきのくまが、通りがかったきつねに「なかよしさん」と言われるシーンです。そのセリフを読んだ時、ふふふ、と頬が緩んで息子と目を合わせて微笑みあったことを覚えています。このうえなく幸せな瞬間です。お互いに仲良しだと自覚のあるふたりでも、他の人から「あなたたち仲良しだよね」と言われると嬉しいですよね。仲良しが確定するような嬉しさ。その照れ臭いような確かな幸せを息子と擬似体験できました。
童話館の配本サービス
今回ご紹介した本は2冊とも、毎月自宅に届く童話館の配本サービスで届いた本です。小児科や薬局などに冊子が置いてあるのを目にしたことがある方も多いかもしれません。我が家は、わたしの母の意向で毎月2冊届きます。ありがとうお母さん。自分では選ばないけどたしかに名作だなと思う本が送られてきて嬉しいです。
今週は、20冊でした◎
来週のリアルヒットもお楽しみに〜!(おしまい)
最後までお読みいただき、ありがとうございます!サポートしていただいた暁には、自分のために厳選した1冊を購入させていただきます。感謝いたします。