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【絵本おすすめ企画】4歳が選ぶ今週のリアルヒット!vol.18【おかえし】

こんにちは、絵本案内人の いとう です。

今週は、GWのおかげで少し絵本を読む時間がもてました。嬉しい〜!

今日うちの4歳が選んだ絵本は、落語にありそうな笑い話の絵本です。この類の絵本は初めて読んだ気がしますが、お気に入りの1冊になったようです。

今週(4月30日〜5月5日)のリアルヒットはこれ!

おかえし

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『おかえし』
作者:村山桂子
絵:織茂恭子
出版社:福音館書店
1985年6月1日 こどものとも発行
1989年9月25日 こどものとも傑作集 第1刷 発行

30年以上前の「こどものとも」絵本です。地域の図書館から除籍されたものをいただいてきました。選んだのは息子。

まだ文字が読めないので、絵を見て、ストーリーを予想して、おもしろそうだからこれもらう!と言って選んだ本です。

お引っ越しのご挨拶をいただいて、お返しをさしあげたらそのお返しをいただいてしまって…。そんなストーリーです。読み進めるとおもわず「ええ!?」と言いたくなる展開。お近くの図書館にあったらぜひ手に取ってみてください。

それにしても、安定の「福音館書店」、安定の「こどものとも」シリーズです。(※推し出版社です)

【おまけ】母の今週のおすすめ絵本

はじめてのオーケストラ

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『はじめてのオーケストラ』
作者:佐渡裕
絵:はたこうしろう
出版社:小学館
2016年10月27日 第1刷発行

世界で活躍する指揮者 佐渡裕さんが、自身のご家族の実話をもとに手がけた絵本です。クラシックのコンサートに初めて入場することを許された小学1年生の娘さんが、初めてパパのお仕事を見る、ワクワクの物語です。

教室でなにげなく手に取ったことがこの本との出会いです。

最近、コンサートや観劇に行けてないなあと思っていた矢先だったので、思わず読み入ってしまいました。そして、地域の書店で即注文。

私は小さい頃、子ども劇場なるものに所属していて、月に1度劇を見に行く習慣がありました。それは大人になっても続いて、劇やミュージカルやコンサートに行くのが好きだし、ちょっと素敵なワンピースを着て出かける特別な夜が好きでした。

息子も0歳からのクラシックコンサートなどにはちょくちょく連れていっていたのですが。このご時世です。感性の育ちを感じる今の時期にそうした「本物との出会い」の場に連れて行けないことを残念に思っていました。

そんな中で、この絵本と出会い、「やっぱり本物と出会う場が必要だな、尊い時間だな」と感じました。

この絵本を息子と読んで、佐渡さんのヴェートーベン交響曲第9番をインターネットを駆使して見せて、そしていつの日か、本物に出会わせたいものです。

どのコンサートが絵本になったのかは分かりませんが、参考までに、佐渡さんの第9を載せておきます。

今週は、9冊読めました◎

来週もお楽しみに〜!(おしまい)





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