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【わたしの自由帖】詩⑥「侍ジャパン讃歌」

熱気と歓喜の渦の中
マイアミの夜
それは決まった

第5回WBC優勝
侍ジャパンおめでとう
日本中が喜びに包まれた

思い返せばそれは2年前
栗山監督が任を受けた時から始まった
2ヶ月前までメンバーの選択に頭を悩まし
勝利の方程式を探ってきた

宮崎合宿がはじまり
ダルビッシュがみんなの中心にいた
若手もベテランも切磋琢磨しあった
一緒に酒を酌み交わし
親睦を図った

侍ジャパンはいち早く一つのチームとなった

侍ジャパンはいち早く一つのチームとなった


初戦は堅かった
だが大谷の球は空を切り裂いた
ヌートバーも好守で盛り立てた
圧勝
続く韓国戦もチェコ戦もオーストラリア戦も準々決勝も勢いで乗り越えた

東京ドームのファンが後押しした


そしていよいよマイアミに乗り込んだ
ハラハラドキドキのメキシコ戦
あれ以上の劇的な展開があっただろうか
わすれられない吉田選手のスリーラン
これで行けると思ったのは
私1人ではないはずだ
9回裏の大谷の二塁打と咆哮
吉田のフォアボール
村神様のさよなら二塁打
泣けた

次の日もロースコアの展開
またしても村神様のホームラン
フォアボールを選んだ後のヌートバーの一ゴロの間の追加点
岡本の追加ソロ
これも行けると思ったそして
頼もしい若手ピッチャー陣
的を絞らせなかった

ダルは一点取られたけど頑張った
そして最後の最後に待っていた
劇的な展開
大谷と同僚主将のトラウトとの一騎打ち
見事に三振に仕留めた
その歓喜の瞬間
大谷はミットを投げ捨てた



よかった本当によかった
まだ興奮冷めやらぬ日本
しばらくぶりの嬉しいニュースだった
ありがとう侍たち
またこれからも頑張ってね

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