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離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由を読んで…②

今回は毒親について書こうと思う。
アルさんのご両親は、アルさん曰く毒親。
いや読ませてもらった私も人様の親のことを、とやかく言える立場かは謎だが、やはり毒親だと思った。
読んでてとても悲しくなった。
アルさんはとびきり明るく楽しく面白く書いているけど、子どもの頃からのアルさんを抱きしめさせてくれ!!という思いに駆られた。

私も自分の親とは仲が良いかと言われれば、それなりに拗らせているのでなんとも言えないけど、困った時は頼ることもあるし、言いたいことは言い放てるし、親なりにやってくれることも多いとは思っている。文句もあるけど感謝もしている。
 
この本の中には「もらってないから返せない」という言葉がたくさん出てくる。

私は、もらっている実感はあるし、自分の親を毒親だと思ったことはないし、毒親持ちだと思っている人たちから、ふざけんな!!と言われてしまうかもしれないから私の話は終わり。

このnoteに書こうと思ったのは夫のこと。
夫本人に承諾を得てないので、詳しくは書けないけれど、母親とは絶縁状態にある。

本の中にも書かれていたけど、まさに結婚式の時にこの状況について、私は夫を傷つけてしまっていたのかもしれないと反省した。

結婚式に呼ばないとしても、結婚したことは報告した方がいいんじゃないか?とか、わたしは会うことはないの?とかの質問攻めで、多分相当困らせていたのかも。

結婚相手の母親が生きてどこかにいるんだから、挨拶にいくべきだろうと思っていた。

そして子どもが産まれた時も、この子にとってはおばあちゃんになる人だからと…。

でも、何度聞いても夫は首を縦に振らないので、その話題はいつしかしなくなった。夫の母親が毒親にあたるのかどうかは、私にはわからない。

でも、自分自身がちょっと合わないけど合わせようと思えば一緒に過ごせるレベルの親がいるため、夫と義母にあたる人に対しても、家族だもん!大丈夫!きっと話せばわかるよ!時間かかっても離れていた時間取り戻そ!なーんて思っていた。

でも、本当に「もらってないものは返せない」ということなんだと、アルさんの言葉を受け取って夫の気持ちに少し寄り添えた気がした。

もう、私から義母にあたる人の話はしないでおこう。

余談だが、夫は全く本を読まない人。私が読みかけのこの本をキッチンのテーブルに置いていたら、パラパラ読み出した。どこを読んだのかわからないけど「本は、読んだ方がいいよなー」と呟いた。でも、それから本を読んでいる姿は見ていない。本を読まない夫がたまたま手に取って開いて目を通したのがこの本だということに、私は勝手に何かの運命を感じてしまった。いつか夫が読書の楽しみを知る日が来たら、オススメしてみようと思う。

とにかくこの本面白い!読みながら何度吹き出したことか!

今回わたしが書いた読んで思ったことは多分、世間的には重たい部類に入ると思うが、こういうことをめちゃくちゃ面白く、当事者でない者も引き付けて理解させてくれるって凄い。

人生経験がものをいうって、こういうことなんだ!と、これからJJとして、出来るだけ多くのものを面白く捉えていきたい思った。

おわり。

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