見出し画像

『虹色のチョーク』から学ぶ働く幸せとは

本日は『虹色のチョーク』を紹介する。


業界シェアNo.1を誇るチョーク工場がこの本の舞台である。

「働く幸せ」を追求した職場作りをしている。

究極の人の4つの幸せ


一 人に愛されること
二 人に褒められること
三 人の役に立つこと
四 人から必要とされること

これが人の真の幸せなのだ。

チョーク工場で働く人々

実はこの工場では知的障害をもった方を雇用している。

しかも健常者と同じ最低賃金を守った雇用である。

働く方々の表情は真剣であり、類稀なる集中力をもってチョーク作りに励んでいる。


知的障害を持つ人は健常者にはない集中力があり、才能を生かす職場作りをしているのだ。

文字や時計を読めない方たちにも理解力合わせ、工場の仕組みを改変したのだ。

観察と試行の積み重ねが産んだ、業界シェアNo.1なのである。




一日の目標を決め、達成すれば仕事を褒め、仲間に認められ、役に立つこと。

そして、必要とされること。

これが真の幸せなのである。

生きる意味そのものでもあると私は感じた。