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#05 行政書士開業前に読むべき本「節税編」

確定申告は3月15日まで!

「個人事業主のための節税のしくみがわかる本」
髙橋智則著(同文館出版)を読みました。


著者の髙橋氏は税理士の先生です。
確定申告の締め切りが残りわずかのこの時期は、税理士の先生は忙しいのだろうなと思いながら読みました。

この本では、節税について次のように書かれています。

「どれだけ税金についての基本をしっかり押さえているかによるものであり、節税ができている人とそうでない人の差は、単純に基本的なことを知っているか知らないかだけの違いである」

第1章~第9章に渡り、書かれていますが、
メインとしては、個人事業主を
始めたばかりの人向けに書かれたものになります。


教科書のような…

節税について書かれた本は
本屋さんに行けば、数多く並び、
「○○をしないと損!」
のような文言をよく見ます。

ただ、この本は、どちらかというと、
教科書的な感じだと思います。

第1章では、節税の全体像。
第2章では、個人事業主の税金と節税のしくみが
丁寧に書かれています。

第3章と第4章では、必要経費について
「モノ」「ヒト」にわけて細かく解説されています。

第5章:消費税
第6章:決算
第7章:確定申告
第8章:法人設立
第9章:税務調査

第5章から第9章も
読み手の見たい項目を分けて書いてくれています。

行政書士の仕事には、教科書的なものがないので、
このような本があるというだけで安心します。


読みたかったのは2章と3章

読み終わって、付箋が多く付いていたのは、
2章と3章でした。

(最近は、好きな小説を読むとき以外は、
鉛筆で本に直接書き込んだり、
付箋を付けて後で読み返しやすくするように
心がけています)

「純損失の繰越控除」
「開業前に買った事業用の中古自動車」

この2つについてが、特に欲しかった情報となりました。
令和6年度の確定申告に早速活かしたいと思います。


まとめ

自分自身、FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をし、
3級の試験に合格したばかりなのですが、
「税」について学びはしたものの、
あまり「節税」を意識していたわけではないので、
今回、学ぶことができて良かったと思います。

独立1年目、すべてが勉強なので、
1つずつクリアしていきたいと思います。




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