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178点の行政書士試験結果に、2年経って思うこと「転職編」#09

「やりたいことがない」

これは現代の学生だけが思っていること
ではないように思います。


1.私の『やりたいこと』とは…


普段、ラジオをよく聴いているのですが、
「やりたいことが見つかりません。
どうしたらいいですか?」

このような質問をリスナーの方から
ラジオMCの方へされている方がいました。

私もスーパーで働いていた際、「転職」に
ついて考えたときに、この「やりたいこと」
については、よく考えていました。

「転職」したいから「転職」するのでは
あまり意味がないし、そもそも、スーパーの
店員には、スーパーの店員しかできることが
ないので、「やりたいこと」を考えること
自体に意味がないのではないか、ということ
さえ思っていました。


2.スーパーの採用担当者…

当時働いていたスーパーの採用担当の方と
話していた際に、
「スーパーに就職活動に来る学生って、
特徴(特長)がないから、うちに来るんだよ」

と言われたことがあります。

グサッとくる発言でした。

当時の自分の現状や感情を言語化されて
しまったと思いました。

映画化もされている
「六人の嘘つきな大学生」(浅倉秋成)にも、
通じるようなことを、場面こそ全く違うの
ですが、既に言われていたのだなと、この
本を読んだ時に思い出してしまいました。


3.行政書士は誰かを応援できる仕事!


行政書士は、
「○○をやりたいと思っているけど、
どうしたらいい?」
と言われる仕事です。

仕事の依頼として請け負う所までいくのか、
ご相談業務の前段階で終わるのかは別と
して、「やりたいこと」が既に明白
なっている状態で、話が進んでいきます。

「○○のようなコンセプトで事業を
 展開しようと思っている」

「将来的に○○のような状態になって
 いればいいなと思う」

お話を聞くだけで感銘を受けることが
多々あります。

ご相談を聞き、どのように進めていくことが
ご相談者の方にとって良いことなのか、
いくつか方法がある中で、何が最善なのかを
一緒に考え、答えを導き出し、共に前に
進めていくことができるのが行政書士の仕事
です。

「やりたいことがない」ということであれば、
「やりたいことがある」という方々を
応援することを仕事にしてもいいのでは
ないかと思います。

どの仕事についていても、誰かを
応援することが出来ます。

スーパーで働いていたときには、毎日
2000人~3000人の方が来店されていた
ので、その方々の生活を自分が支えて
いる、という気概をもって働くように
していました。

行政書士も気概をもって誰かを
応援できる仕事です。

1度や2度、あるいは3度不合格
なっても、合格・開業後に誰かを応援
することができる仕事をするのも良いと
思います。


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