見出し画像

178点受験生と合格者の差は…

令和5年度行政書士試験の
受験者数は46991人。

その内、合格者は6571人。
合格点は180点。

点数は2点きざみなので、
6572番目の人は178点。

令和4年度試験において、
178点で不合格だった私と、
180点で合格した者との差は何なのか。

令和5年度で考えるなら、
6571番の人と
6572番の人の差が何なのか、
約1年間考えていました。


「勉強時間」の差!?

180点超えの合格者の試験当日までの
直近1年間の勉強時間が
500~1000時間と仮定します。

178点の受験生は、合格者に比べて
勉強時間が少ないから不合格だった!?
と仮定しても特に違和感はありません。

ただ、大手予備校のHPでは、
時間の幅こそあるものの、
概ね「500時間~1000時間で合格」が
うたい文句なので、合格したい受験生は、
通学、独学(通信)問わず、
1年前から逆算して、
この時間数を確保していると思います。

私自身も残業があった日でも、
必ず短時間であっても勉強時間を確保し、
時間数だけは不足しないようにしていました。

そのため、178点受験生の時間不足による
不合格説は成り立たないことになります。


「質」の差!?

私は、ゆーき大学の受講生でしたが、
質が悪いとは思いません。

令和4年度の5月初頭に
受講をし始めたのですが、
令和3年度試験150点→
令和4年度試験178点→
令和5年度試験224点だったので、
単純に、「質の良い講義を受けるのが
遅かった」のだと思っています。

そのため、「質」の差は、
合否に影響すると考えています。


「暗記」の差!?

「理解→整理→暗記」
これは、ゆーき大学でよく出てくる言葉です。
これが出来ていれば、
どんな資格試験にも対応できると
ゆーき大学では教えられます。

複数年受験していると、民法と行政法では、
習ったことのない所はない、という状態です
(Cランクを除く)。

これは、「理解」は出来ていると
考えていいと思います。

では、「整理」と「暗記」はどうかというと、
微妙です。

令和4年度試験の直前期には、
それぞれの単元ごとであれば、
答えが出てくる状態までは
容易に持っていくことが出来るのですが、
模試をやってみると、
なぜか正解にたどり着けない
という事態が度々生じていました。

これは、
「整理」と「暗記」が出来ていない状態
と言えると思います。

また、超直前期には、記述対策で、
暗記をしなければならないですが、
それ以外の択一式に対しても、当然
暗記が必要なところはたくさんあり、
覚えなければならないことが山積し、
付箋が100枚近く至る所に貼られている
状態になっていました。

これも、
「整理」と「暗記」が出来ていない状態
と言えると思います。


まとめ

令和5年度試験のときには、
前年度の反省を大いに活かし、
直前期に覚えなければならないことは、
2~3か月前から少しずつ準備・整理を行い、
残り1か月は暗記の時間をたっぷりと
取るようにしていたので、
特段焦ることもなく、
試験当日を迎えることが出来ていました。

つまり、178点と180点の差は、
たった2点差ですが、
試験当日の自信の差となって表れ、
結果にも表れる差だと言えます。

勉強時間の確保は最低限必要。

その限られた時間を
有効活用するための「質」も重要。

「質」を活かすための
「理解→整理→暗記」も重要、
ということなのだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?