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運動によって主観的幸福感は高まるのか?


久々の投稿となりましたが、
皆さんお元気にされていますでしょうか?


今日は、私の分野である、
「主観的幸福感」に関する論文からのお伝えです。


タイトルにもありますが、
運動によって主観的幸福感は高まるのか?

生活習慣予防のためにも、運動は大事とよく聞きますよね。
身体的にとても良い影響がありそうです。


日本では、地域の高齢者209人を対象とし、
主観的幸福感に運動が及ぼう影響について、心理社会的変数を加え、その関係性を明らかにする研究があります。


この研究では高齢者が対象ですが、
以下の結果が得られたようです。

ひとつ目は、
「運動習慣は、後期高齢者の主観的幸福感を有意に肯定的な影響をもたらすこと」

2つ目は、
「運動習慣はADLを維持すること、そしてADLを維持していく事は、健康度自己評価やソーシャルサポートを高め、そのことが主観的幸福感に影響すること」


よく主観的幸福感はポジティブ心理学とも絡めて話される事が多いですが、
恐らく運動を通し自らの健康な身体を作っているという事象が高い自己評価へと繋がり、
自己肯定感の高まりから主観的幸福感の向上にも寄与しているのではないかと思います。


後期高齢者の方、または読んで下さっている方の祖父母様へ是非お伝えし、主観的幸福感を上げていきましょう!


最後まで読んで頂きありがとうございました!








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