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捨てたくない封筒類をノートのポケットにする

博物館や美術館を巡って、ミュージアムショップでポストカードか何かを買って、それを封筒なんかに入れてもらったりします。
その封筒には館の名前やロゴが印刷されていたりします。そういう封筒が大好きで捨てられず、お気に入りのものはノートのポケットに転用します。まさに「懐溜諸屑」(ふところにたまるもろくず)。(=江戸時代の落語家が収集した商品の袋や寄席の半券などを貼り付けた帳面、全28冊。国立歴史民俗博物館所蔵)

「ノートのポケットに転用」とはどんな感じなのか、ちょこっとだけご紹介しますね。

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SOMPO美術館。ポケットとして使うために大体半分辺りで切って、裏側を糊付けしています。息子の描いた絵もついでに貼っています。

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国立公文書館。おしゃれじゃない事務的な茶封筒も結構好きです。これは元々はもっと横幅のある封筒だったのですが、入れるものに合わせて横を折って縮めました。封筒ポケットは紙なので加工しやすいのが利点です。

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国立西洋美術館「クラーナハ展」。2016年頃のもの。特定の展覧会の封筒なんて貴重だなぁ。最近こういうの少なくないですか? とっておいて良かったです。

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江戸東京博物館。和柄でなかなかかっこいいです。ポケットと中身は関連があることもあるし、全然ない時もあります。これは全然ないですね。出番を待っている封筒がたくさんあるので何年も前のものが唐突に使われていたりもします。

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たばこと塩の博物館。たば塩は渋谷にあった頃も行ったことがありますが、これは隅田に引っ越してからのものです。渋谷時代の封筒はこれとは違っていたのでしょうか。

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根津美術館。所蔵品の重要文化財・双羊尊(そうようそん)。根津美術館はチケットにもこれが描かれていますよね。(今も同じかな?)
正面の大きな目の獣面は「饕餮(とうてつ)のように見える」と公式サイトにありました。饕餮とは中国神話の怪物だそうです。

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和泉守兼定を見に行った土方歳三資料館。和泉守兼定は土方の愛刀で、年に何回か公開されています。これはどうも手押しで1枚1枚ゴム印が押してあるみたいです。こういうのも大好きです。

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横浜美術館。このロゴは「3つの正方形で横浜のYを作った」ものだそうです。全面に模様があるものは切るのが躊躇われます。(結局は切るけど)

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これはもらいものだしちょっと例外ですけど、上野信用金庫の封筒です。かわいいですね。キャラクターの「信ちゃん」は昭和34年に誕生した信用金庫のマスコットだそうです。

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大宮盆栽美術館。特に盆栽に興味があったわけではないんですが、ここを訪れたことによって盆栽ってちょっと面白いと感じるようになりました。ロゴも盆栽がデザイン化されたものですね。

という感じで、ノートにごちゃごちゃといろいろなものを収集する際、糊付けしたくないもの(後で移動するかもしれないものなど)は封筒ポケットに入れています。普通のノートの表紙裏などにちょっとしたポケットを付けたい時にもいいです。
捨てたくない封筒類をポケットにすることによって、それはただの紙モノコレクションから眺めて楽しくかつ実用的な品に生まれ変わるんですね。別にただの紙モノのままでもいいんですけどね。

オリジナル封筒っていいよね、どんどん溜まるよね、という話でした。

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