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住みやすさランキング

今年も「住みやすさランキング」が発表された。
これは東洋経済新報社が毎年独自に発表しているランキング。


個人的には、この種のランキングをあまり信用していない。
なぜなら、利便性に関して言えば、東京23区や武蔵野市のような多摩東部が上位にランクインするのは自明の理である。
さらに、公園、学校、医療、介護、商業施設、治安や災害のリスクといった要素は数値化しやすいが、住環境の良し悪しは個人の主観や価値観に大きく依存するからである。

その中で、人吉市(熊本県)がトップに選ばれたのは注目に値する。
安心度で1位に輝いたこの市には私は訪れたことがないため、評価についてはわからないが、利便性に関しては、高速道路の利用が可能で、高速バスで熊本や福岡へのアクセスも良好であるからだと思う。

前年1位だった野々市市(石川県)は今回14位に大幅に順位を落とした。
隣接する金沢市とともに、個人的には魅力的な市なんだけどなぁ。

一方で驚かされたのは、東松山市(埼玉県)が快適度で1位になったことである。
川越と同様、夏は非常に暑いが、それにも関わらずの評価である。
そして今年も、川越市はランキング外であった。
地元市民である私が評価方法を見ても、東洋経済の算出方法では、川越市が上位にランクインする要素は見当たらない。災害リスクの少なさは評価対象外であり、これが含まれればランキングにかなりの変動があるだろうに、と思う。
災害リスクって、住みよさに大きく関わってくると思うんだけど・・・

ちなみに、関東だけのトップ100にも、川越市はランキングに入らなかった。


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