鶴岡慎也捕手引退セレモニーと、北の鉄腕が「プロ初先発」
今日の札幌ドームでのオープン戦、日本ハム対巨人戦の試合前、昨シーズンで引退した鶴岡慎也捕手の引退セレモニーが開催されました。
鶴岡さんは、本拠地が東京ドーム(旧日本ハムファイターズ)だったチームを知る最後の選手でした(但し、1軍初出場は北海道移転後)。
また、鶴岡さんは一度ソフトバンクにFA移籍をしていますが、二度目のFA権取得時にファイターズに復帰しています。戻ってきてくれてありがとう!っていう思いでうれしかったのを覚えています。
通常であればシーズン終盤やファン感謝デーなどで引退セレモニーが行われることが多いですが、鶴岡さんの場合はシーズン終了後に退団し、現役続行を模索した経緯があって、引退後のセレモニーになりました。
ラストキャッチセレモニーとして、ピッチャー武田勝コーチ、ファースト稲葉GM、セカンド稲田コーチ、ショート金子誠コーチがついて、ファーストランナーに森本稀哲さん、バッターに新庄BIGBOSSが入る。
武田コーチが投げると同時に稀哲さんが盗塁を企て、BIGBOSSが空振りし、鶴岡さんが二塁に送球。
金子コーチが稀哲さんにタッチするというね。
こういうのって、ファイターズの温かみを感じる、ファイターズのいい部分だと思うんです。
そして北海道移転後、個人的には最高のチームだった頃のメンバーが揃ってたのがうれしかったなぁ。
東京ドームでの主催試合はもちろん、札幌ドームにも何度も通った頃でした。
ホームランを打てるほどの長打力はなく、また足もどちらかというと遅かったけど、ファイターズのエースだったダルビッシュ投手”専属”捕手としても活躍し、強いファイターズを支えてくださいました。
現役生活19年間、本当にお疲れ様でした!
そして。
今日の試合では、「北の鉄腕」と言われる中継ぎ左腕・宮西尚生投手が先発(オープナー:先発して1イニングか2イニングの短いイニングを投げて交代すること)でした。
プロ入りして15年、一度も先発したことがない、現役最強の中継ぎのレジェンドですから。
違和感しかないのですが、本当は1週間か10日くらい前のオープン戦で先発するはずだったのが、雨天中止になってしまって、今回になったようですね。
昨シーズンまでのファイターズとは全然違うスタイルの野球を仕掛けるBIGBOSSのことですから、公式戦でも宮西投手のオープナーがあるかもしれないですね。
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