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最高のラケットを見つけよう①~ラケットの基礎~

どうも!Strings Proです!
今回からしばらくの間、ラケットについてお話していきますよ!

テニス用具で一番高い買い物はやっぱりラケット。せっかく買うんだからミスマッチは極力避けたいですよね。

今回はラケットの基礎ということで、どんな種類や特徴を持ったラケットがあるのかザックリご紹介していきます!

次回の投稿からはプレースタイルごとのオススメのラケットもご紹介するので、ぜひ楽しみにしていてください。

ではいきましょう!


■ラケットは大きく分けて2種類!

テニスラケットは大きく2種類に分類できます。

・ラウンド型


 形状:流線形
 特徴:スピン重視
 代表的なラケット:アエロ・エクストリーム・ウルトラ・EZONE

・ボックス型


 形状:箱型
 特徴:フラットドライブ向け(コントロール重視)
 代表的なラケット:ピュアストライク・プロスタッフ・プレステージ・VコアPRO

見分け方はフレームの形状

ラウンド型の場合、フレームの形状は楕円形~流線形に近い形をしています。空気抵抗の関係でワイパースイングのようなフレームが先行するフォームに適しており、弾道が高いトップスピンを多用するプレーヤーにはオススメです。空気を切り裂くような振り抜きにも定評があります。


ラウンド型(ピュアドライブ)

一方でボックス型は直方体に近い形状で、面が開いたままインパクトを迎えるフラットドライブ系にオススメです。ボールの真後ろから潰して打てるため、ハードな打感でコントロール重視のラケットが多いです


ボックス型(グラビティ)

■ボールが飛びやすいラケットはラウンド型

いわゆる飛ぶラケットラウンド型に多いです。
このボールの飛びはラケットが弓のようにしなることで生まれますが、フレームに掛かる負荷を分散させるため形状は楕円形に近い必要があります。必然的に打感も柔らかくなりますね。またフレーム内部の空間を広げることで、更なる柔らかさを生み出していますね。

反対にボックス型の場合は構造上しなりを出しにくいので、ハードな打感とコントロール重視のラケットが多いんです。

みなさんの中には、ラウンド型を使いたくても「ボールが跳びすぎるのは嫌だ」という人もいるでしょう。初めて目にするラケットでも、以下ポイントを押さえれば確実にミスマッチを減らせます

【ポイント】
・フレームが薄い(20mm以下が目安)

20mm以下のフレームは、確実にハードヒッター向けの硬いラケットです。
フレームを薄くする分、カーボンの密度と量を増やして空洞を減らす必要があります。すると、ラケットの反発力が低下しハードな打感が増すわけです。当然ラケットの質量は重くなり、上級者仕様になります。スピン量と打感のハードさを求めるなら、20mm以下の薄いフレームを使いましょう。

【代表的なラケット】
・ピュアアエロ2022
・VコアSV

一方で初心者やパワー不足を解消したいプレーヤーは、フレームの厚さが25mm以上のラケットが基準です。ラウンド型で25mm以上あれば、ほぼ全てパワー系ラウンド型ですね。

【代表的なラケット】
・ピュアドライブ
・Ezone
・ウルトラ
・エクストリーム

ちなみに、ボックス型の厚いラケットの場合、面の大きさとぶれない安定感でパワーを出すタイプが多く、しなりによる反発力でボールを飛ばすラケットは少ないですね。

細かいラケットごとの紹介は、また別の機会でお話しますね。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSerfsEj0yhYk6BHEcqun8nN6G5MLJ62fF5HExaDUsD0UXOjrg/viewform

■まとめ

・ラウンド型
:スピン重視、ボールが飛び、打感が柔らかいラケットが多い
① 飛びを抑えたい
  →20mm以下の薄ラケ
② パワーがもっと欲しい
  →25㎜以上の厚ラケ

・ボックス型
:フラットドライブ系、コントロール重視で打感がハードなラケットが多い

■次回 最高のラケットを見つけよう②~プレースタイル別:バコラーに合うラケット~

次回はプレースタイル別に合うラケットをご紹介します。

最初はバコラー編です!
以前投稿したガットの記事と合わせ、ぜひ読んでみてくださいね!

これを読めば、あなただけのコンビネーションが完成するかも!
お楽しみに~

※あくまで個人的見解です。

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