見出し画像

やまもとりゅうけんさんのすごいところ【ポジショニング】

2020年も11月に突入しましたね。今年ももう終わります。
なんだかあっという間でした。

あなたは今年振り返ってみて何か新しい成長はありましたか?僕個人的に衝撃だったのが、YOUTUBEでのやまもとりゅうけんさんを見たときでした。


随分と尖ったことを言う兄ちゃんだなと思っていましたが鋭い発言に超実践的なノウハウを発信していてタダモノじゃないなと。(彼が運営するオンラインサロン「人生逃げ切りサロン」のメンバー数は4000名を超えています)

その辺のビジネス書やセミナーに通いノウハウ難民には見てほしい動画コンテンツになっていました。

発信内容を見ていて衝撃だったのが彼のポジショニングがかなり秀逸だったこと。
(りゅうけんさん自身も競争するよりもポジション取りが重要だと言うことを発信しています。)

りゅうけんさんの動画コンテンツから学べるポジショニングの取り方をまとめてみました。これビジネスをやっているから全員に見てもらいたいですね!今日の記事はやまもとりゅうけんさんのすごいところ、ポジショニング編というとことでお届けしたいと思います!

【ペルソナを絞っている】
【共通の敵を作っている】
【他とは違うメッセージ】


ペルソナを絞っている


広告の世界ではターゲットを絞りに絞ったメッセージが刺さると言われています。りゅうけんさんの発信内容は大きく3つに別れています。

①ターゲットの共感コンテンツ
②自己開示でラポール(信頼関係)構築コンテンツ
③ノウハウコンテンツ

特に①と②のコンテンツの内容はターゲットを絞っていることがわかります。
りゅうけんさんの発信内容に対してターゲットの特徴は…

・20代後半から30代後半まで
・会社に勤めている中堅社員
・根は真面目だが上司が目の上のたんこぶで渋滞している。ポジションがあかない。
・自分が会社で出世することに先が見えていてどうするべきか悩んでいる
・このまま会社勤めした方がいいのか?フリーランスになった方がいいか悩んでいる
・上司に対してイライラ、ストレスを感じている。
・副業をやろうとしているけど何をどのようにして始めればいいかわからない。

とまぁこんな感じでしょうか。かなり絞ったターゲットをペルソナに設定しています。

りゅうけんさん自身がもともと会社員勤めのエンジニアでした。

エンジニアは社員だと20万〜30万円ほどの給料なのですがフリーランスに転身すると60万円以上稼げることに気づいたのです。

そこそこの中堅社員レベルのスキルを持っているエンジニアならフリーランスになるだけで一気に収入を増やせることに気づいたりゅうけんさんはエンジニアとしてキャリアアップの情報発信し今度はブロガー、そして今のYOUTUBERに至るといった経歴を持っています。

そのため会社員からフリーランスとして活躍するのに役に立つビジネスマインドやハック術を配信しペルソナを導くリーダーのようなポジションをとった動画になっています。

【フリーランスで稼ぎ続ける人の共通の習慣10選】

会社員を辞める前に習得しておくべきスキルやフリーランスで稼ぎ続ける人の共通の習慣などなど、

社長さんとお付き合いをしている僕にとっても非常に役に立つものもありました。

・意思が弱いことを前提としたやる気を下げない仕組み作りをすべき
・SNSで沼にハマるより実績を作ることにコミットすべき
・格上に呼ばれたらすぐに行こう!

こういった一人ビジネスをやる上で必要な習慣やマインドセットも発信しています。ビジネスの知識を発信しているといわゆる情報弱者や楽して儲けたい人たちも入ってきます。

りゅうけんさんもそういうウザい人たちが入ってくるのが面倒なようでかなり毒づいています笑ビジネスマンとして基本的なことなのですが。

・メールは即レスしろ
・メールの文言にはあえて!マークをつけろ(やる気がないと思われる)
・クライアントの悪口を言う奴アホ
・ググれば出てくることは質問するな
・どうすれば成功できますか?→は?そんなの知るか?


こういう尖った発言をしていくと「何だこいつムカつく!」という反応をする人もいれば「わかるわ〜」って共感する人もいます。

共感コンテンツもペルソナを決めて置かれている境遇や心境を理解しないと共感もされません。しかも視聴者を教育しつつ、しっかりとスクリーニングをしています。

厳しめですがビジネス初心者はかなりためになるのではないでしょうか?

【致命的】個人で稼ぐのに向いていない人の特徴7選】


共通の敵を作っている

商品やサービスを売る時には営業をしないといけないですよね?

この時にやってはいけないのは

【お客さん対セールスマン(販売員)】

と言う対立関係を作ってはいけません。ラポール(信頼関係)を築くのが下手な営業マンはこの対立関係を作ってしまいます。

お客さんは警戒して敵対心を持ちます。売り手がどれだけヒアリングをして共感をしても刺さるセールストークをしても拒絶されてしまします。

そこで重要なのはお客さんの味方というポジションを取ることです。このポジションを取るために重要なのが「あなたが理想の未来を実現できていないのはこいつなんだ!」と共通の敵を作ることです。

【皆正しいと思っているけど実は間違っている上司のクソ発言5選】

ペルソナは上司にイライラしているサラリーマンです。ということは会社にいつまでもいる老害上司が格好の敵になります。(全国の会社員の方すみません。別にディスっている訳ではありません。)

りゅうけんさんは過去、上司に言われたことに関してこのように論じています。例えば‥

「一回言われたことは一回で覚えろ」

「いやそんなの無理だろw記憶って何回も何回も刷り込まれて脳に定着していくものなのに無理でしょ!wそもそもお前はできていたのか?」

「俺が若かった頃はお前より頑張っていたぞ!」

と今までの自分の生き方を肯定したいがために教育以上のマウントを取りたがる人が社内にいるなら若い人たちが一番損をする構造になっている。だから早く気づいてやめよう」

と主張しています。

‥よくぞ言ってくれた!

「俺が若かった頃はお前より頑張っていたぞ!」というセリフは僕が社員時代の時によく聞いていましたw

僕と同じようにブラックな社員時代を送った人はとても共感しているはずです!よくぞ!言ってくれた!って感じです笑


お前は他所で通用しないぞ。

‥これも会社員時代に言われていたことです。言われた時には「なんで?」と疑問に思っていました。

ウチでやっていけないなら他所でもやっていけない理論に対してもりゅうけんさんは「これまで社会人1年目で辞めて他所で働いている人はゴマンといるぞ!」とブチかましていました。

人には向き不向きがあるので1つの仕事に執着する必要はありませんし次の仕事にチャレンジしないと才能と時間の無駄遣いをすることになります。

そういった若者の可能性を閉ざすような人の話を聞く必要はありませんよね。

※老害である上司を敵にすると同時に副業を考えているペルソナの考えや生き方を肯定しているポジションを取っていることにも気づいてくださいね。


他とは違うメッセージ

ポジショニングする上で大切なのが【他とは違う差別化の要素】を入れなくてはいけません(正しくは差異化というのですが)

どうして差別化が必要なのかというとシンプルに埋もれてしまうからです。

商売の話だとわかりやすいです。選ぶ商品がどれも似たような商品しかないなら安い方を選ぶのに決まっていますよね?

どこかの企業が値下げをすると価格競争に巻き込まれてしまいます。競争に巻き込まれないためにも他とは違う差別化の要素を打ち出す必要があるのです。

ビジネス系ユーチューバー界でいうとマコなり社長やマナブさんなどが有名です。副業をして会社員をやめる行動、会社員として出世するスキル、ノウハウを発信しています。

りゅうけんさんは他のユーチューバーとは違うちょっと変わったメッセージを一貫して伝えています。

動画ではよくこんなことを話しています。

「なるべく無駄な努力を省いて結果に直結する行動の考え方を発信しています」
「空いているポジションを取れ」
「つまらない仕事は辞めて逃げ切れ」

などということを一貫して伝えています。

普通の日本人の考え方とはちょっと変わった思想を発信していますよね。


りゅうけんさん自身は今ではものすごく稼いでいる(億超えている)のですが、今まで逃げるに逃げきった人生を送ってきたと語っています。

大学生の時に牛丼屋のアルバイトで働いていましたがまったく仕事が覚えられなかったそうです。一緒に働いていたパートのおばちゃんからは「私、そんな難しいこと言ってる?早く覚えないと仕事にならないよ」といびられていた過去があったそうです

興味がなくて覚えたくても覚えられないという自分が嫌になっていてこのまま就職してこの容量の悪さで社会で活躍できるのか?と不安になった過去があったとのこと。

りゅうけんさんはこの経験から「自分がやりたくないことは一切やらない」ということを決めました。


大学卒業後、周りの人たちは優秀な営業マンになって就職していきましたがりゅうけんさんはそんな優秀な人たちと勝負するのが嫌だったのでエンジニアの道に進みました。

プログラマーの道に進んだのはいいものその世界にもとても優秀な人たちがいることに気づき、また逃げることにしました。

フリーランスのプログラマーに転身しました。そこで収入が2倍、3倍上がる旨味に気づいたりゅうけんさんはプログラマーは稼ぐべき!という主張を貫いたブログを書くことにしました。

またブログでも常にSEOとの戦いになるのでそこからもまた逃げてYOUTUBERになったという経緯があります。

【フリーランスで稼ぎ続ける人の共通の習慣10選】

逃げることは恥ずかしい、継続こそ美徳という思想が日本人は強い傾向があります。

しかし、どの市場も飽和すると競争が激しくなるので逃げて得意な分野で戦うことをしましょうという主張をしているのです。

こういった他とは違うメッセージを発信すると今までにない新しい情報発信者として認知されていき、結果的に小さい国を作って王様になることができます。

差異化されたポジショニングの重要性

りゅうけんさん自身、「ポジションを取れ、ノウハウよりも大事なのはポジショニングだ」と発信していますがこれは個人・中小企業において大事な課題です。

商品・サービス過多の時代でその他大勢と同じようなことをしていては埋もれてしまいます。そしてどれも同じ商品ならお客さんは安い方を選ぶのに決まっています。

価格競争で勝てるのは安価で大量生産できる仕組みを持っている大手企業だけです。わざわざ同じ土俵で戦う必要はありません。

あなただけが勝てる土俵を作り集客し売上を上げてみてはいかがでしょうか?時間を取ってみて考えてみる価値がありますよ。

ちなみに、やまもとりゅうけんさんが運営している人生逃げ切りサロンにも僕はいます。よかったら絡んでください。


こちらの記事も合わせて読んでみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?