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①ベテランになるほど出来ない!?◯◯することの本質とメリットとは


どーも、店長です。



いきなりですが皆さん、


お願いしてますか?


部下やアルバイトにお願いすることは
めちゃくちゃ大事です。


好きな上司との飲みニケーションや
仲の良い同期との井戸端会議とは
比べ物にならないくらい大事です。


それなのに、
だいたいの店長は
このお願いができていません。

しかも、
ベテランになるほど
お願いができない
傾向にあります。

お願いができない店長は
信頼されなくなり、
誰も助けてくれなければ
自分の首を絞め続けることになります。

そこで今回は、
3つの記事に分かれて
お願いをすることのメリット
具体的にどうやってお願いをすればいいか

そして最後には
有料公開記事

お願いする時の禁則事項

伝授しちゃいたいと思いマス!


①お願いをすることの本質


まず、
お願いをすることの本質から説明しますが、

そもそも皆さんは
お願いすることに関して
どう感じるでしょうか?

「仕事の出来ない店長だと思われそう」
「部下やアルバイトの時間を奪うことが申し訳ない」
「無理難題押しつけて嫌われたらイヤだ」

みたいに、
マイナスなモノとして考える人は
少なからずいるんじゃないでしょうか?

はっきり言ってその考え方
ひじょーにもったいないです。


まず最初に断言しますが、



お願い上手な店長ほど
部下やアルバイトから好かれます。



そもそもお願いをすることの本質とは、
「信頼関係を構築する」ことにあります。


皆さんは嫌いな相手にお願いできますか?
どう頑張っても気が引けますよね。

だからこそ
お願いをすることによって
「あなたを信頼してます」
という意思を遠回しに伝えることが出来る
のです。


また、相手の立場になって考えてみてほしいのですが、
何も頼られないのって辛くないですか?

暇が好きな人であれば
そうは思わないかもしれませんが、
人間は誰しも使命感をもって生きたいわけです。

「自分にしかできないことをやる」
という自己重要感をバチバチに満たすことで、
互いを信頼し合える仲になるんだよ
というワケです。



では、本当に嫌いな相手にお願いをする時
どうすればいいでしょうか。

まず結論から言うと、

嫌いな相手にお願いをしても
やっぱり好かれるようになります

この理由となる心理現象が
「ベンジャミンフランクリン効果」
です。

ベンジャミンフランクリン効果を
ざっくり説明すると、

文字通りベンジャミン・フランクリンという政治家が、
仲の悪い議員をなんとか味方につけるために、
小さなお願いをしまくった結果、
その議員と仲良くなり味方してくれるようになった
ということから由来されています。

この話を深掘りすると長くなるので
割愛しますが、

お願いをすることで
相手から好かれるようになる現象
であると覚えておいてください。

この心理効果により、
どんなに嫌いな相手にも
お願いをすることで信頼関係が構築される

という結果に繋がります。



②お願いすることのメリット


次に
お願いをすることのメリットを説明していきます。

信頼関係が構築されることは
前述した通りなので省きますが、

◯仕事の負担が減る
◯残業が減る
◯職場環境が良くなる
◯人が集まる
◯新しい視点に気づく


です。

仕事を任せれば自分のやることが減り、
シフトに入ってくれるようになれば残業が減り、
加えて味方が多いほど活気に溢れた店舗になる

ここまでは説明不要かと思います。

では
◯人が集まる
とはどういうことでしょうか?


一つ例を挙げますが、

僕の先輩に
あまり仕事が出来る方ではないのに
残業が少なく楽しそうに働く人がいました。

「どうしてそんなに残業少ないんですか?」
と聞いたら

「店長じゃなきゃ出来ないこと以外
アルバイトに任せてるから」

と答えました。

へぇ〜と感心しながら、
折角なので間近でその様子を見てみようと思い
先輩のお店にヘルプに行ってみたところ、

そこのアルバイト達は
店長のことを本当に信頼している様子で、
テキパキと自発的に働いていました。

アルバイトが言うには、
その店長が異動してからアルバイト応募が増えたらしく、
シフトも充足しているようでした。

周りの先輩から聞いても、
「またこのお店にヘルプに行きたい!」
というアルバイトも多いそうです。

何が言いたいのかというと、

好かれる人には
人が集まりやすいのです。


いわゆる、
モテる人はとことんモテる
というわけですね。

この店長はアルバイトにお願いをすることによって

お願い→信頼関係を構築→アルバイトから好かれる→みんなから好かれる

というモテスパイラルを見事に作ったのです。



そして最後の
◯新しい視点に気づく
とはどういうことでしょう?



あなたにもこういう経験はないですか?

アルバイトに新商品の陳列をお願いしたら
自分の思い描いていた完成形とは
全然違うものになっていた

これについてどう思いますか?
考えていたのと違うからすぐ変えますか?
全然違うことをするからとアルバイトを怒りますか?

そんなナンセンスなことは
絶対にやめてください。

「なるほど!こういうやり方もあるのか!」と
まず一度受け入れてください。


もしかしたら
自分の完成形よりも売れるかもしれません。
あなたはその可能性をゼロにしようとしています。

また、
アルバイトだからこその視点があります。
その才能を無駄にしようともしています。

そのやり方は非常にもったいないです。

他者からの新しい視点を受け入れ
自分にとってプラスにしていくからこそ
自らの成長に繋げられます。

アルバイトはそのチャンスをくれる時もあるのです。
一度飲み込み、噛み砕き、感じたことをアルバイトにも共有し、
互いに高め合える関係を作っていきましょう。

その為にも、
相手の言動に寛容になる
ということも必要になってきますね。

こういった主観的な考え方を変えていくこと
ミラーリングと呼ぶのですが、
それはまた別の機会にお話します。


というわけで今回は

お願いをすることの本質とメリットを紹介してきました。

次の記事からは
具体的なお願いの仕方を教えていこうと思います。

それでは次の記事でまた会いましょう!

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