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ココロさん

我が家の長女7歳6ヶ月のココロさんは、
自閉症とADHDの発達障害児

トンガの中では1年遅れでスクールに通っていて、今、小学2年生

クラスメイトはココロ以外全員6歳

そんな年齢のズレはトンガではよくあることで、小学生ダブりも、中学生ダブりも、なんでも有りなので、気にしている人は誰もいない


ニュージーランドのインターなので、先生達はNZ人が多いけど、他にもトンガ人、フィジー人、アメリカ人、などなど先生も生徒も国籍豊か


入学してすぐ校長先生に発達障害児の事を伝え、今後ココロにどうなって欲しいのか、何を学校側に教育して欲しいのか、など細かく話した

それ以来スクール側は本気だ

一クラス25人位いるだろうか
英語の授業なんてもう英語の絵本を読めてて
算数は二桁の足し算をしている

ココロはまだアルファベットも数字も、
読めない書けない数えられない

そんなレベルの差があろうとも
同じ授業中にココロにはココロの課題を出して進めてくれる

みんなと同じように授業を進めて、だ

神業!!



クラスのみんなもとっても優しくて
ココロが朝行くのを渋っているのを見ると
すぐみんなが集まってきてくれて
一緒に行こう、と手を取ってくれる


ああ〜

心から、いいスクールだなぁ

と思える





そんな幸せなスクールに出会えたココロさんですが、

最近インフルエンザにかかって
1週間寝込んでました


熱が出たり、体調が悪くなると
ADHDは発動しなくなります

私はそれでココロがどのくらい不調なのかを読み取ります


ご飯も爆食いしていたのが、ピタリと止まり
喋らなくなり
大人しく座っていられるようになります


なのでご飯をたくさん食べるようになったら
もうすぐ治るな、と分かります


薬はどんなにまずくても飲みます
風邪を引いたら薬を飲むというルールが彼女にあるので、むしろ飲みたがります


ココロが体調を崩すと、
私は久しぶりに休憩となるので
ココロには悪いけど、たまには必要なんです





インフルエンザ完治後『ココロさんがおとなしい』ままが続きました

熱ももう2日間出てないし、
咳も落ち着いたし、
ご飯もモリモリ食べてるし、

完治サインたくさん出てるのに
何故かまだ『ココロさんがおとなしい』



弟のソラに色鉛筆をシェアしたり
携帯渡してYouTube見せてあげたり
遊んだおもちゃを何も言わずに片付けたり

あれ?なんだ??何が起きた??



さらに観察してると
一人でシャワーを浴びに行ったり
ソラがポイ捨てしたゴミを拾ったり
ノートを広げて静かに塗り絵の続きをしていたり
食べ終わった食器を自分から片付けたり


あれれ?なになにどーゆーこと??



どうやらインフルエンザ後、
急にココロさんが成長したようです

今まで4歳くらいのココロさんだったのですが5、6歳になったみたい


ココロさんって、こんな風に成長するんですね〜
成長が目に見える、とはこうゆうことなんですね〜


人とは違うペースで
彼女なりのやり方で
間違いなく成長するので
あたたかく見守ってやりましょ


そんな気持ちになった出来事でした







P.S. こちらトンガは今真夏で、毎日汗だくになって過ごしていますが、インフルエンザは寒くなくても流行るんですねぇ〜
知りませんでした

今回のインフルエンザはものすごい感染力で、トンガ中の子供達がかかりました



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