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DAY20#40/セブン・ハイフン・イレブンの呪いと河童の誕生日の事

サラダチキンを買ったのは、バンバンジーを作ろうと思ったからだ。
先日、妻の母からたくさんきゅうりをもらった。そして、さらに私の母からもたくさんのきゅうりをもらった。河童の誕生日のようだ。このおびただしい数のきゅうりは「バンバンジー化」して消化するつもりなのだ。

散歩がてら、近所の「セブン-イレブン」に行く。サラダチキンを買いにだ。

上記のように、セブンイレブンの「セブン」と「イレブン」の間にハイフン(-)を入れる癖はがついたのは、過去、書籍への掲載用に、店舗の地図をイラレで大量に書き続ける仕事をした事があり、その時に、一度は全部「セブンイレブン」とハイフンなしで作ってしまい、その他あと怒られてハイフンありに全部書き変え、さらにその後、コンビニは開店と閉店のサイクルが比較的活発だから、地図の目印にはしないほうがいい、ということになり、「セブン-イレブン」の表記を全部削除することになった、という経験があるからだ。

私はこの作業を終えた日から、掲載されずに削除されて死んでいった、おびただしい数の「セブン(ハイフン)イレブン」の怨念を背負うことになったのだ。

サラダチキンは色んな味がある。炭火焼き味、バジル味、タンドリーチキン味、プレーン。今回は炭火焼き味を選んだ。
家に帰って、バンバンジーを作る。きゅうりを刻んで、サラダチキンをほぐして、ゴマだれで和えて終わりだ。冷たいトマトなんかも添える。
このほかに、冷やし中華も作った。夏らしい晩御飯だ。

夕方、家族で食卓を囲んで食べはじめた時にハッとした。
バンバンジーを作ったつもりが、目の前にあるのは、チンジャオロースだ。豚肉ではなくサラダチキンではあるものの、細切りピーマンと一緒に炒められており、あんかけになっている。
記憶を辿ると、確かにピーマンを刻んだ記憶がある。片栗粉を水に溶いた記憶もある。
恐ろしい。バンバンジーを作るつもりが、チンジャオロースを作ってしまった。まあいい。味は良かったし、サラダチキンの炭火焼き味も香ばしくて良い。
河童の誕生日は明日にしよう。

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