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『眺め』─出演者による作品紹介

◆ ブルーエゴナクの約3年ぶりとなる新作本公演『眺め』
今作に出演する8名の方に作品についてご紹介いただきました。

ブルーエゴナク『眺め』
[北九州公演] 2021年10月1日(金)-10月3日(日)
[京都公演] 2021年10月8日(金)-10月8日(日)


- - - - - - 俳優5名による作品紹介 - - - - - 


〈 木之瀬雅貴さん|日差し 〉
記憶を再生する劇。ただの思い出話だってその情景を再現した瞬間それは演劇になる。『眺め』はその“再現”そのものの話だと思う。記憶って振り返る度に抜け落ち、改変されるからパラレルワールドみたいで、だけどそこに勇気を貰えたりする。

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小関鈴音さん|森 〉
わかりやすい解決はない作品だと思います。でもだからこそ、私は違和感なく受け入れることができます。夢は必ず叶うだとかそういう希望の歌を聴いて深く沈む夜があります。この作品にはそれとは違う、そんな絶望のもっと向こうの希望が描かれています。

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野村明里さん|ノミ 〉
想像力によって描かれた過去と未来の壮大なパノラマを俯瞰した後ではじめて、「今ここ」で移動し続ける一点に生きていることの確かさを感じられるように思います。この作品はおそらく悲劇ですが、何よりも希望を描こうとしています。

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高山実花さん|せかい 〉
私が好きなエゴナクと見たことないエゴナク!案外、眺めるように観るのもいいのかもしれません。そして耳を澄ませて身を委ねれば変な世界へ旅に出られます。あと特筆したいのは会話!穴迫君が書く何気ないやり取りが好きだったので嬉しいです。

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平嶋恵璃香さん|女/春望 〉
失ったものを、私はどこかで〈失わされた〉と思って生きてきました。誰から見てもそうだとしても、もはやいま、そう思っていては一歩も進めない自分がいます。そんな人に、この物語が届けばいいなと思います。

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- - - - - - 俳優(声)3名による作品紹介 - - - - - 

重実紗果さん|陽子 〉
自分の声が出演者となって舞台に立つというのは初めての経験です。舞台上で過去と未来を経験する俳優たちに、肉体の無い過去の声がどのように影響していくか楽しみです。

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日髙啓介さん|育朗 〉
ブルーエゴナクの世界を観れば、誰だって懐かしさと共に強烈なフラッシュバックを体験出来ると思う。このおじさんにも痛く切なく強く響くんだもの。そしてこの世界は必ず未来に続く。「残念でした、未来はちゃんと来るんだよ」と言ってくれる。

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菅一馬さん|アシダカグモ 〉
めぐらせて想いが溢れてきました。言葉がほんと、モノローグとか会話が愛しくて好きでときどき頬を叩かれて、そうだよねぇ、、ってなります。あなたはあなただし、私は私だねって感覚を忘れそうになっている自分に気付かされました。

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いよいよ今週末10月8日(金)よりTHEATRE E9 KYOTOにて開幕です!

ブルーエゴナク新作公演「眺め」
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10月8日  (金) 14:00
10月9日  (土) 14:00 / 19:00
10月10日 (金) 14:00
◇上演時間90分予定

会場|THEATRE E9 KYOTO
(〒601-8013 京都府京都市南区東九条南河原町9−1)

▼ ご予約はこちらから
https://stage.corich.jp/stage/113358/ticket_apply

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ブルーエゴナク「眺め」特設HP
http://buru-egonaku.com/ainoenen/

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