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人気も実力のうち

もう今後就職活動などはしないつもりでいるけれど、企業が若い人を取りたがる気持ちはよくわかる。実際若い人と一緒に仕事をしていると、自分が何か月もかけて覚えた仕事を1、2週間で覚えてしまったりして…やるせなくなる時がある。若い人は仕事覚えるのも早いし、職場の雰囲気が明るくなるし、若さは実力の一つだと思う。

人気もやはり能力の一つだと思う。そんな、芸能人じゃあるまいし…と思うかもしれないが、一般社会人にも通用するセオリーだとこの頃つくづく思う。営業とか販売に至っては顧客と直に接するのでお客さんから支持されている人は強いと思う。ただ内勤についてもない話ではないようだ。

昔の勤務先の上司から「事務員は人気商売だ」と言われたことがある。
同じ仕事を頼むなら、にっこり笑って快く引き受けてくれる人の所に頼みたくなる。頼みやすい人はどんどん仕事が集まるのでできるようになる。頼みにくい人の所には仕事がいかないので、そういう人はあまり成長しない。
まあ、言っていることはわかる。

SNSにおいても、実はリアルに人気がある人がSNSでも人気があるそうだ。確かにnoteでもInstagramでもXでも人気があって大勢の人にフォローされている方は自身も多くの人をフォローしていて、しかもコメントを寄せたり返したりするのもとてもマメだ。

以前『フォローってむずかしい』という記事にも書いたが、人気者になりたきゃ(フォローされたきゃ)自分のほうからフォローするのが基本鉄則だと思う。ただ、人付き合いのキャパシティーって人によって大小あるんじゃないかと思う。私はSNSでもあまり人気はないけど、実生活でも人気がない。というか友達があまりいない。

それで友達がいないことを気に病んでいるのかというと実はまったくそうでもなく、それほど友達がほしいと思ってもいない。だからと言って毎日家族とだけ接するのも精神的によくない気がして、私の場合は仕事に行って同僚達と接することで友達いない感を埋めているんだと思う。隠居したあとはどうなるかわからないけど、とりあえず働ける間は働いていればいいかなと思っている。

もともと人付き合いのキャパが狭いんだと思う。人気のnoterさんを見ていると大勢の人をフォローして、頻繁にコメントをやり取りして凄いなと思うけど、胃袋の小さい人がたくさん食べると体を壊すように、キャパが狭い人間が無理して人気者と同じように行動しても自分が追い込まれて疲弊してしまいそうな気がする。だから人気者にならなくてもマイペースで続けていければと思っている。

話は変わって、先日別名義のほうで短歌の企画に参加してみた。

私のことはさておき、他の参加者の作品を読んでみて、いいなと思ったものにスキを押させてもらっている。それで、これはまったくの主観ではあるけれど…いいな、と思ってもスキの数が少ないものや、それほどいいかな?と思っていてもスキの数がとっても多いものがある。たぶんスキの数が多い人はフォロワーさんが多くて、友達のよしみ票も入っているんだと思う。こういうところからも人気は実力の一つだと言えよう。

上の企画は募集が一通り終わったら投票に移るそうで、どういう形で投票が行われるのかまだわからないけど、おそらくフォロワーの多い人は強いんじゃないかと思う。

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