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Amazonは 正義と平等を支持する組織のために 1,000万ドルを寄付する

発端 ~ ミネソタの事件

発端はミネソタで起きた警官の黒人に対する暴行事件でした。一方的に黒人の被害者が暴行される姿がSNSで拡散し、暴動へと発展していきました。

人種の差別はアメリカでは数百年に渡る根深い問題です。 色や文化の違いを越えて人を理解するということは難しいところもあります。

相手の違いを理解し、認めることは誹謗中傷の抑止にも繋がると、私は考えています。コロナだけでなく、アメリカで起きていることはもっと報道されて良いはずです。

記事の前に ~ 何故アマゾンのプレスリリースを取り上げたか

黒人を差別する人だけではなく、今回の事件に心を痛めて活動を起こす人や会社もある ー そのひとつの例としてアマゾンの活動を取り上げました。

今記事では 「Black」 を 「黒人」と訳していますが、この表現も差別に繋がるのではと悩みました。そのまま 「Black」とすべきかどうかや他の表現がないかも思うことはありました。
最終的に 誰にも伝わりやすい「黒人」という言葉を選択しました。

本文

NAACP, 全米都市同盟, サーグッドマーシャルカレッジ基金, そして UNCFなどに対しての寄付は , 全米の黒人社会の教育と正義を支援することを目的としています。

黒人とアフリカ系アメリカ人の不平等で残忍な扱いは受け入れられません。

私たちは黒人の暮らしが重要であると信じています。

私たちは黒人の従業員や顧客そして取引先と協力をします。

私たちは、誰もが尊厳を持ち怯えることなく生活できる国と世界の実現に
手を差し伸べることを約束します。

その取り組みの一環として、アマゾンは社会正義を創り出し、黒人とアフリカ系アメリカ人の生活を改善させるために活動している組織に総額1,000万ドルを寄付します。 

アマゾンの黒人の従業員ネットワーク(BEN)の協力を得て選ばれた組織には、法制度による体系的な人種差別との闘いに焦点を当てたグループだけでなく、黒人社会の教育や経済支援を増やすように取り組んでいる組織が含まれます。

・ACLU Foundation
・Brennan Center for Justice
・Equal Justice Initiative
・Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law
・NAACP
・National Bar Association
・National Museum of African American History and Culture
・National Urban League
・Thurgood Marshall College Fund
・UNCF (United Negro College Fund)
・Year Up

加えて、 BENは私たちの従業員の生活したり暮らしたりする州のコミュニティの中の教育を支援し人種の平等の中心にいる地域の組織に支援金を送るための助成金を受け取ります。

Angelina Howard
https://www.linkedin.com/in/angelinalhoward
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BENの代表の Angelina Howardは次のように語りました。
「アマゾンと BENは密接に協力して黒人のコミュニティーの組織を探し出した。それらのコミュニテイーは、有意義な方法で、黒人に対して新たな価値を産み出し貢献します。記載した組織に加えて, 我々は 私たちは支部と協力して、支援する地元のグループを決定します。我々は悲惨な最近の出来事を乗り越えて、アマゾンが従業員と黒人コミュニティをどのように支援できるかについて、議論(対話)を続けます。」 

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アマゾンと翻訳した箇所は原文では「Amazon’s leadership」となっていたのですが、参考記事の 「全員がリーダーであるべし」というのを参考にして単に「アマゾン」と訳しています。
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私たちは、制度的人種差別や不公正との闘いにおいて、黒人のコミュニティ--  私たちの従業員、顧客、パートナー- と共にあります。

写真について: 私たちはアマゾンのシアトルキャンパスで、パン・アフリカの旗を今年の初めにBENと協力して掲げ、黒人の歴史を称え、旗の意味を称えました。


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