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#カメリア
TSUBAKI ★ SELECTION 25
椿 (ツバキ)
カメリア (CAMELLIA)
これらに分類される植物を25種類が集まり
特集記事としたものである。ここでは過去の
記事のリンクと画像を一枚、そして名称だけ
表記している。
海外にもカメリアは人気のある樹木であるが
日本のツバキは、世界からも注目されており
そんな事もあって、ここでのツバキ特集には
アルファベットタイトルに統一した。
このコーナーは継続し、今春までには残りの
NEKO NO KOI
猫ノ恋 (ネコノコイ)
色んな椿を扱っている奈良は大和郡山の椿園、
『椿寿庵』早咲きの椿を堪能した楽しい時間で
この日に私が撮影したのは45種にもなった。
そんな中に小さな鉢に植えられていた椿があり
この札に書かれていたのが、『猫ノ恋』である。
撮影してから色々と調べたが全く情報がない。
面白いほどに情報がない。たまにはこんなのも
良かろうと掲載した。3月には再びこの椿園を
訪れる。早咲椿の
CINNAMON CINDY
シナモン シンディ
(CINNAMON CINDY)
アメリカを原産とする西洋椿の園芸品種の椿
で、寒陽袋(カンヨウタイ)と ルチェンシス
を掛け合わせて作られたツバキとなる。
その花からはシナモン、つまりニッキの様な
香りが漂う事からついた名前である。
真っ白な花弁が八重咲に並ぶ中、外側の花弁
にほんのりと薄桃色の暈し(ボカシ)が入る
美しい花のツバキである。
本来は花を多く咲かせる椿だ
HARUMACHIHIME
春待姫 (ハルマチヒメ)
特殊な交配によって生まれたものである。
椿(ツバキ)と、茶(チャ)の異種間での
掛け合わせて生まれたハイブリッド品種で
人の手によって交配され生み出されたもの。
農業技術研究機構の緑化植物研究所による
ものであり、種子親としてツバキ、花粉親
としてはチャノキを交配させたものとなる。
両者は、分類上はどちらもツバキ目分類で
あり、それによって交配は成功に至った。
こ
BOKUHANNISHIKI
卜伴錦 (ボクハンニシキ)
BOKUHANNISHIKI
椿の中でこの咲き方をする椿の事を唐子咲き
(カラコザキ)と呼び、希少品種となる。
椿が人に愛され、品種改良などを経て履歴が
分かるものもあるが、こちらの椿は原産地や
来歴、品種履歴などが謎に包まれている。
唐子弁が直立し並ぶ形は素晴らしく、エッジ
がギザギザに立つ事から立体感が際立つため
花そのもののディテールがクッキリ浮かぶ。
MURASAKISHIKIBU
紫式部 (ムラサキシキブ)
MURASAKISHIKIBU
『源氏物語』の作者である『紫式部』の名の
ついた椿である。
その花はやや紫掛かったものとして紫紅色に
分類されるもの。陽光の元では若干の青味を
感じさせられるが、色の世界は中々に難しい
と実感させられるもの。
花の咲き方は、 一重筒咲きにして、極小輪の
特徴をもってて、繊細な美の印象がある花。
では、実際の紫式部とはどんな女性で
YAMATO KASURI
YAMATO KASURI
大和絣 (ヤマトカスリ)
白地の花弁に、鮮やかに縦紅が入る椿の品種。
絣(カスリ)という言葉の意味は、織物の技法
を表したもので、前もって染め分けた糸を経糸、
緯糸、などをして織り上げ、文様を表したもの
であり、日本に於いては昔からの技法。
その技法より、かすったようにところどころに
小さな模様を出した織物を指し絣(カスリ)と
呼ぶ。
この椿に入る繊細な縦紅絞