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MURASAKISHIKIBU


紫式部 (ムラサキシキブ)


MURASAKISHIKIBU


『源氏物語』の作者である『紫式部』の名の
ついた椿である。


その花はやや紫掛かったものとして紫紅色に
分類されるもの。陽光の元では若干の青味を
感じさせられるが、色の世界は中々に難しい
と実感させられるもの。


花の咲き方は、 一重筒咲きにして、極小輪の
特徴をもってて、繊細な美の印象がある花。


では、実際の紫式部とはどんな女性であった
のだろうか?セレブな生活の中で、美味なる
食を堪能し、スイーツにも目がなく、旅行も
大好き、そして恋多き女性であったと想像が
つく。


この紫式部という椿も、女性らしい美しさを
持ちながらも、自己主張がある花にも見えて
その名に相応しい魅力があると解釈できる。


雲間に顔を出す月の光の下で、この花を見て
この句を詠んだなら、花の中にその姿が垣間
見えるかも知れない。



百人一首の句

『めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに
 雲がくれにし 夜半の月かな』


百人一首の現代訳

『久し振りにお逢いできたと思ったのに
 貴方だと確かめる間もなく慌しく帰って
 しまわれ、それは雲間にさっと隠れて
 しまう夜半の月の様に。』





和名 椿 (ツバキ)
洋名 ジャパニーズ カメリア
   (JAPANESE CAMELLIA)
学名 カメリア ジャポニカ
   (CAMELLIA JAPONICA)
品種 紫式部 (ムラサキシキブ)
分類 ツツジ目、ツバキ科、ツバキ属
種類 多年生植物
草丈 2〜5m
開花 12〜5月
花色 紅紫
花弁 一重
咲型 一重筒咲
蕊型 侘芯
花径 5〜8cm 小輪
原産 日本
言葉 誇り
   控えめな優しさ
撮影 椿寿庵(奈良県)

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