【文学フリマに出る話】1
【文学フリマに出る話】で書いたものをまとめました。
文学フリマに出る。
2023/11/11(土) 文学フリマ東京37
ポッキーの日である。
文学フリマを初めて知ったのは今年の5月。初めて行ったのは5/21文学フリマ東京36。申し込んだのは、その日の18時くらい。あっちゅう間に申し込んだ。こういうのは勢いが大事だ。
一応、爆速で動けたのには理由がある。もともと「コミケ出ちゃおうかなー」と思っていたこと。昨年の大晦日、コミケに行って感化されちゃった。文学フリマのタグを見ている人に今更言うことではないのでしょうけど、あのきらめきはすごいぞ。ほんとに。
尊死という言葉から借りるなら、尊買い。目当てだったディズニー本は当然として、全然知らない分野の全然知らない本も買ってしまった。『萌で読み解く源氏物語』とか。合計11冊、行きに慌てて準備した千円札10枚はみんないなくなった。
それを経て、自分も出展側に回りたいなーと思った。特にディズニー本を出してた元イマジニアの影響が大きい。
少しはお話ができたけど、お客さんとして話せる範囲に限界を感じてしまったんだな。なんというか、届かねーというのを感じた。この人と堂々と話すのに、もう少し自分と闘っておかないとなという気持ち。
最終的には「楽しそうだし熱量はそこまで負けてないし、自分でもできるやろ!じゃあやってみい!」ということに落ち着いた。冬コミ出よっかなーとぼんやり過ごしていたのが、5月までの話である。
5月になって、不登校ラボ関係の方から「文学フリマに行ったことありますか?」と聞いていただいた。
無いです。無かったけれど気になった。ので行った。16時55分が最終入場の17時終了で、私が入ったのは16時45分とか。もう全然見れてない。見れてないけど、できるだけぐるっと回って、フリーペーパーは少しずついただいて、ほんの少し言葉を交わして。雰囲気はわかった。うん、これ出よう。15分の滞在で申し込みを決めた。
やっぱり熱量が違う。あの熱は自分から発せられたことがない。ユニゾンの言葉を借りるなら「目立たない路地裏で超新星アクシデントみたいな事」だった。来場者1万人を超える文学フリマ東京を目立たない扱いするのもどうかと思うけど。
ただ自分の熱量を発散する。特別な人が発散しているところは見えるけど、特別じゃない人が光っているところなんてそんなに見ないじゃない。そんなん、飛び込んでみたいと思うじゃない。
今回は、エッセイ?をメインにした冊子と、ディズニーの冊子2点を持っていこうと計画している。全然終わってない。まずい。でも楽しい。11/11(土)、目立たないブースで拗らせた文学を引き摺り出す。
気が向いたら遊びに来てね。
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