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「他者と働く-「わかりあえなさ」から始める組織論」

こんにちは

今回のnoteは組織論についてまとめようと思います。
参考にした本は「他者と働く-「わかりあえなさ」から始める組織論」です。

経緯

PA THANKSというコミュニケーションの活性化の一旦を担うツールのPMとして働いています。なので普段から心理的安全性コミュニケーションについて考えています。
その中で人とわかりあえるためには何が必要だろうという疑問があり、書籍を漁っていたところこの本に出会いました。

まさにこの本は”対話”や”考え方”についてよく書かれているのでもし興味があれば見ていただきたいです。

キーワード

※今後出てくるワードなので前提として覚えておいてください!

世の中の課題には2種類あります。


「技術的課題」:既存の知識・方法で解決できる問題
「適応課題」:関係性の中で生じる問題

技術的課題は知識やリソースがあればなんとかできるそうです
(リソースが難しいときもあるがそれはおいておきましょう笑)

適応課題は見えない問題、技術で一方的に解決できない問題というものです。

そもそも対話ってなに?


対話とは「新しい関係性を構築すること」


簡単に説明しますと
お互い別の課題を抱えたまま話をすすめるのではなく
自分の事情を一旦置いて相手を理解することで
一方通行だった関係性から、お互いに受け入れられる関係性になることだと考えました。

適応課題の4つのタイプ



ギャップ型:実際の行動と大切にしている価値観が噛み合っていないこと
対立型:お互いの事情が違うのにも関わらず、正論と正論がぶつかること
抑圧型:言いにくいことを言わないこと
回避型:痛みや恐れを伴う本質的な問題を回避するために逃げたり別の行動にすり替えること

過去にあった体験を考えてみるとだいたいこの4つに分類できるなと思いました。
ここでは言えませんが笑



対話の方法

1、相手と自分の間に適応課題があることに気づく

2,相手の言動や状況を見聞きし、どこに課題を感じているのか相手の前提はなにかを観察する

3,相手からみた自分をシュミレートし解釈する。

4,実際に行動に移す

※行動に失敗したら2から繰り返す

この時点でわたしは何かを否定されたときに必ずしも否定した人を悪く思わないほうがいいなと思いました
相手にはなにか前提があって否定しているので、どんな前提があるのを聞いてから考えるようします。
そうするとあんまりショックも受けなくなりました!

感想

日々の業務の中でさまざまな対立があると思います。
それに対してどうアプローチして対話していくかを考えるいい機会となりました。
PMとして、普段からいろんな部署、いろんな役職の方と話す機会がたくさんあるので、自分の偏りにとらわれず、相手に耳を傾けるということを
この本を通して、意識することができたので、
うまく対話することができればなと思います。


今回は単語の意味や方法のみを書き出しました。
ほんの中には事例がたくさんあるのでぜひ読んでいただきたいです。

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