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社会で可能星を見つけに行くと決めたある夜の話

「これから社会の歯車となって消えていくのに、人生楽しくなるのかなって思ってしまう」

こんな内容のツイートをたまたま見かけた。
恐らく同い年であろうアカウントのつぶやきだった。

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大学生であれば、一度は先輩や社会人の大人から言われたであろうこのセリフ、「学生のうちに遊んでおけよ」。
これと合わせて言われるのが、「大学は人生の夏休み」。

おれは、この二つのセリフが嫌い。

高校まで学校の先生や校則などに縛られ、束縛を感じていた日々。
それが終わり、打って変わって自由となったのが大学の日々だった。
でも、それも長くは続かない。4年という期間で大学生活は終わる。
そして、大学を卒業すれば今度は社会へ。
社会はさらに縛りが増える。自分の思うようにいかないことを黙って受け入れなければならない。

その証拠に、SNSで会社や上司への愚痴や、社会への不満や絶望がよく見られる。SNSだけではない。テレビでも書籍でも世間話でも、そこかしこに溢れている。
こんな状態だからこそ、あのツイートに激しい共感を抱いた。一体どうやって社会に希望を見出せというのか?とすら思う。

でも、そのツイートの主とは少し違う考えもある。

実は、目を凝らせば希望はあるのではないか?
楽しい人生になるものが社会のどこかに眠っているのではないか?

そんな漠然とした楽観的な考えがある。

その根拠も漠然としているが、ある。
それは、時代の移り変わり
ひと昔前では当たり前だったことが、今では非常識となっている。
例えば、残業。昔はドラマで夜遅くにオフィスで仕事をしているイメージがないだろうか?
でも今ではそんなシーンは減り、あろうものなら「ヤバイ」オフィスと思われることだろう。
この他にも、最近よく耳にするリモートなど以前までは聞くことのなかった用語が会話で出るようになっている。

こういった常識や働き方の変化は、多様性を生み出した。リモートワークなどを始めとして、まだまだこの世の中は変わっていくんだろうと感じさせられる。もしかしたら、その変化の中でこれまでの人たちが諦めた「希望」が見つかるかもしれない。あわよくば手にできるかもしれない。

だから、おれはその希望を探しに行く。

その結果が、フリーランスになるのか,事業を起こすのか,はたまた別の道へ進むのかはまだ分からない。
けど、いずれは必ず希望のある方向へと進みたどり着く。たとえ茨の道であっても、道があるなら突き進む。

「消えかけの可能星を見つけに行こう」
この歌詞に以前出会い、感銘を受け、そして今励まされている。
この歌詞はMr.Childrenが昨年リリースしたアルバム「SOUNDTRACKS」に収録されている「Brand new planet」の歌詞。
もし同じ不安を抱えているなら、ぜひ一度聞いてほしい。きっとあなたの背中をそっと押してくれるはず。

以上、「とにかく諦めないでいよう」。
そんな小さな決意をした夜の話でした。

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