~学力とは~
スタッド学習教室では、入会時に「出発点決定テスト」という簡単な学力テストを受けて頂きます。
このテストの目的は、その子がどの部分がわかっていてどんなところが苦手なのかを把握することです。その結果によって、どんな学習からスタートするかを決めます。
小学校高学年や中学生から入会される生徒さんは、学校で学習する内容について、理解はできるけれど、テストなどでは点数が取れなかったり、自分では解けなかったりすることがあります。
それは、学力のつき方に凸凹があるからです。
例えば基礎の計算力が十分でなければ、立式ができても計算で間違う。問題の意味を読み取ることができなければ計算はできるが、立式ができない、等です。
現在の学校教育では、一人一人に教えたことを十分に学力として定着するまで指導する時間を取ることが難しいと思います。
学力だけでなく、子供の発達は穴あきチーズのように、「できること」と「できない事」を持って育っていきます。獲得することも子供たち一人一人違います。
子供の発達と同じようにその子によって学力のつき方は違います。
学力は、基礎の知識の上に、処理スピードと正確さが重なって両立されたものです。
スピードや正確さのバランスが悪いと学力は大きくあがりません(下図参照)正確さやスピードを養うには練習が必要です。必要な練習の量や、やり方はその子によってあう方法が違います。また、基礎の知識もしっかり詰ま
っている子とふわふわの子がいます。子供たちそれぞれに違いがあります。
教室では、指導者は、一人一人の個性に寄り添って指導するように心がけています。
できるだけ、自分で考えて学習が進むように、指導者は子供たちに伴走します。
『千匹の魚を与えるよりも、一匹の魚の釣り方を教えたい』
そうすることによって、子供たちは「本物の学習力」を身につけていける
と信じています。
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