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温故知新

こんにちは、かとしょーです。
今回は、伝える力を学ぶ為に読書や先達から学ぶことの意義を温故知新という四字熟語になぞらえて話していきます!

温故知新とは、昔の事柄や前に学んだことをもう一度調べたり考えたりして新しい見解や学びを得ることを指します。

時代の変遷が叫ばれ、ハラスメントとされるものが増えたり価値観の多様化があったりSNSの発展だったりとこれまでとはコミュニケーションの常識すらも変わっていくであろう時に何故態々温故知新などと言うのか?

それは得てして古いものにこそ変わらぬ真理や最新の知見が眠っているからです。

オーパーツという言葉をご存知でしょうか?
発見された場所や時代にそぐわない出土品などを指して言われる言葉です。
五重塔やインドのクトゥブ・ミナール(1600年前から残っている鉄製の建築物群)など昔の時代のものが現代のものを上回っていることなんてちょいちょいあることです。

コミュニケーションにおいても同じです。
なぜならば、SNSもなく文章として遺すことさえも貴重だった時代にあって尚、人が集団として組織として機能するためにはコミュニケーションが不可欠だからです!

例えば、ストレス社会の現代において自分の存在承認をすることや自分をまずは満たすことの大事さが知られていますが、キリスト教では「自分を愛するように隣人を愛せよ」の教えで「まず自分を満たしていないと隣人を愛せないこと」について教えています。
例えば、相手を傷つけない表現を学ぶことの大切さについても、仏教では「言葉とは尖ったナイフのようなものです。血を流さずとも相手を傷つけてしまうことがあります。」という至言をブッダが残しています。

もし今コミュニケーションに課題を感じていて、けれども現代の参考書や自己啓発本の内容を読んでも心に響くものがなかったり求めている内容がなかったりするならば、歴史や過去の偉人の言葉や世界中に伝わる様々な教えに目を通してみて下さい。

温故知新、その言葉の通り、新たな学びが待っているはずです。

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